最新ブログ

2024-07-11 18:18:00

【第779回】 自社ブランディング?

よくエセコンサル会社や、薄っぺらいコンサル会社が頻繁に使いたがる「ブランディング」という言葉。ブランドの価値を高め取引先や顧客に「独自のもの」と認識してもらい差別化を図るための手段ですが、そもそもブランドの価値は「自作自演」するのではなく、「お客様からの評価がブランド」なのです。お客様や社会からどう評価されたいのか?そのためにどんな取り組みをしていくのか?評価と言っても様々で「かっこいい」と思われたいのか、「立派」と思われたいのか、「温かい」と思われたいのか、「頼りになる」と思われたいのかも様々です。その評価も自分の満足度を上げるための評価なのか、自社を選んでいただいたお客様が誇らしく思ってもらうための評価なのかによっても立ち振る舞いが違ってきます。そう考えるとブランドというのはチャッチャッチャと自作自演で作るものではなく、ゆっくりじっくり作られていくものなのだと思います。にも関わらず未だに「ブランド化」「ブランディング」などと言っている会社を見ると「分かってねぇなぁ」と思ってしまうのは私だけでしょうか?