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【第104回】議論はしても討論はするな
ベンチマーク代表射場(いば)です。
前回のブログで理想の会議についてご案内させて頂いたのですが、
一つ注意しないといけないことがあります。
それは
「議論はしても討論をするな」ということです。
私はこの言葉は私が19歳の時、当時の大学の教授から頂いた言葉です。
議論はあくまで「自分の考えはこうなんだぜ」ということを伝えるに対し、
討論は「お前かオレかどっちが正しいか決着付けようぜ」ということになります。
物事に正解・不正解もなく、何が正しくて何が間違いかも不明確である状況で
討論なんてナンセンス。
何よりせっかく同じ会社で働いている仲間内で勝ち負けなんてしていたら、あっという間に
派閥が出来て組織崩壊に繋がりかねません。
だからこそ、議論はしても討論はするなです。
この言葉を授けて下さった教授は、言わば私の「知識の父」として
初めてお会いさせて頂き20年経とうとする今でもたまにご飯に行きます。
当時感銘を受けた言葉を誰かに伝えられるって、こんな贅沢なかなかなくない?
【第103回】会議は報告会ではなくワクワクするもの
ベンチマーク代表射場(いば)です。
みなさんの会社の会議はどのようなものですか?
もっと楽しく、幸せになるための作戦会議なのか、
過去のことを話し合う「報告会」なのか。
多くの会社の場合後者だと思います。
ただ、ベンチマーククライアント様の中で、毎月の全社ミーティングに
参加させて頂いている会社が6社あります。
会議の内容としては、完全にワクワク作戦会議です。
どうすればもっと良くなる?
どうすればもっと喜んでもらえる?
こっちの方が面白くない?
これなかなかカッコいいじゃん!
もう完全に大人が本気で遊んでいる状態の作戦会議です。
時には本気で言い合ってぶつかり合って、でもそれは本気で取り組んでいるからです。
何より、スタッフ全員が本気で言い合える環境を作っていらっしゃるその会社の
経営者の方が非常にすごい!
どうせ同じ時間を費やすのであれば、時間がなんとなく過ぎていく報告会ではなくて
ワクワク作戦会議にあなたが変えていっちゃえばいいんじゃない?
【第102回】所詮胃袋ひとつ
ベンチマーク代表射場(いば)です。
これは私が尊敬している方から頂いた大切な言葉。
「どれだけいっても人間所詮胃袋ひとつ」
どれだけお金を稼いでも、どれだけ贅沢をしても
所詮人間胃袋ひとつですよね。
最近10代20代の頃と比べると、当然食欲も少なくなってきましたし、
ガッツリお肉よりも、漬物とご飯お味噌汁さえあれば満足という日もざらに
なってきた状況でのこの言葉は、とても胸に刺さりました。
「必要以上の贅沢」をするからたくさん働かなければならない、
物質的な豊かさにばかり目を向けるのではなく心の豊かさも
大切にしていきたくない?
【第101回】今をしっかり切り取って見る
ベンチマーク代表射場(いば)です。
人間はいつも
「どうにもならない過去」と
「どうなるか分からない未来」のことばかりに頭を悩ませています。
ただ、必要なのは「今」。
ジャストタイムの「今」のみにフォーカスしてみて下さい。
髪の毛が抜け落ちるほど「困った状態」ですか?
叫びたくなるほど本当に「不幸」と言えますでしょうか?
あなたが当ブログを見ていられるということは、
少なくともインターネットが繋がる環境にありますよね?
本当に食うに困った状態であれば、こんなブログなんて見ていられませんよね?
家の中で、ベッドの中で、ひょっとしてお風呂タイム?
少なくともこのブログを読んでいらっしゃるあなたの「今」は絶望的状況では
ないことは確かです。
上を見ても下を見てもキリがありませんが、少なくとも「今」あなたの状況は
幸せな状況にあるのだと思います。
もちろんこのブログを書いている私自身の「今」は最高に幸せです。
だって完全な自己満足+誰かのお役に立てればいい+そんな風に思えること自体が
超絶幸せですもんね。
「今」のあなたの幸せに気付いて、噛みしめてあげてもいいんじゃない?
【第100回】働くとは
ベンチマーク代表射場(いば)です。
営業という仕事が楽しくなるお手伝いが出来ればと思い
開設した当ブログですが、良い機会なので、営業うんぬんの前に
「働く」とはどういうことかをご案内させて頂きます。
所説ある内の一つですが、私が一番腹に落ちているのは
「働く」とは「はた(周りの人)を楽にする」ということです。
「人の為に動いて、はた(周りのひと)を楽にする」
それが「働く」ということです。
例えば
「今月売上が少ないので買ってくださいよぉ」と言うダメダメ営業が言う言葉。
これはお客様を楽にするのではなく、売上が少なくて怒られるのが嫌だから自分を楽にするために
買って欲しいということになり、結果はた(周り)を楽にしていません。
こんなのは仕事ではありません。
しっかり働いている人は
「今月有難いことに売り上げが絶好調で在庫が少なくなっていて、お客様にご迷惑を
おかけするかもしれません。今在庫があるうちに事前に使う分を購入して頂ければ幸いです。」
と言うような言い回しになります。
在庫がなくなる→お客様が必要な時に納品出来ずお客様が困る→だから事前にお客様が困らないようアナウンスしておく。
いかがでしょうか?
同じ「売る」「商品の購入を進める」という行為ですが、働いているかいないかで
プロセスが大きく変わってきます。結果、お客様からの評価や信頼も大きく変わってきます。
私も経営者になり、たくさんの営業マンから「売込み」をされるようになりました。
そんな中で、「私を助けると思って買って下さい」と言う営業マンからはどれだけ安かろうが
決して購入しないと決めております。
それ以上に、少しでも私のことを考え、私を楽にしようと思ってくれる営業マンにお金を預け
活用して欲しいなと思っています。
きっと多くのお客様がそうなんだと思います。
営業に限らず、まずは今自分がやっている仕事は「はた(周り)を楽に出来ているか?」
「どうすればもっと楽になってもらうことが出来るか?」を考えて行動してみてもいいんじゃない?
きっといい結果がでますよ!