BENchmarkブログ

2022-11-26 18:18:00

【第480回】営業を楽しめてますか?

最近クライアント様先で定例ミーティングしている最中に飛込みの営業マンが来て、打合せ中にも関わらず一方的に営業してきました。自分も営業で生きてきた人間なので、「まぁしょうがないよね」という思いで聞いていたのですが、あまりのひどい姿に思わず途中でストップをかけさせていただきました。その理由は何か、営業トークがひどいから?相手を全く思っていない自分都合な営業だから?あからさまに準備不足だから?どれも当てはまるのですが、私がストップをかけた理由は「苦しそうだったから」です。最初からずっと苦しそうなんです。だからこそ、お節介にも「入社されて何年目なんです?自社の商品のことはちゃんと分かってる?実績はちゃんと出せてるの?」と聞くと、「………。」といった様子。最後に「営業を楽しめてますか?」と聞くと「楽しめてません。」とのこと。それじゃあ成果には繋がりません。苦しんで相手に訴えかけても、相手には苦しさしか伝わりません。逆に楽しく営業をしていると楽しさが伝わり、より商品が魅力的に見えてくるもの。本来営業は本当に楽しいものなんです。お客様の問題解決が出来る、自社の商品やサービスを通じて社会に貢献出来る、お客様だけではなく、自分自身も豊かになることが出来る。そしてなにより買ってもらうときの見せ方や訴え方によって相手の反応も違うゲーム感覚も体感できる。こんな「楽しい仕事」他にはないといってもいいくらいです。本当に営業は楽しい仕事なんです。でも、これを知っている営業マンは全国でもかなり少ないのです。人材紹介大手のエン・ジャパンの調査によると、不足している職種の1位は営業職、その比率は全体の35%にも上るとのことです。ここまで嫌われるのも「営業=苦しいもの」とイメージが定着しているからに他なりません。今現状営業が辛い、営業きつい、営業辞めたいと思っている方、そもそもこのブログは「営業に苦しむ迷える子羊救済のため」に立ち上げたブログです。私でよければzoomかGooglemeetでの対応でよければ、本気で「営業のやり方」ではなく、「営業の楽しみ方」を教えますよ。お代?でぇぇぇい!そんなもの出世払いで十分です。お礼は「苦しんでいる営業」があなたの周りにいたら、私から授かった営業の楽しみ方を教えてあげてくだせぇ、これが「粋な生き方」ってやつじゃない?

2022-11-24 18:18:00

【第479回】最近の若者は出世を望まない、そりゃそうやろがい

いろんな企業で顧問契約以外にも全社会議のアドヴァイザーをさせていただいたり、単発で経営・マネージメントのご相談を頂く中で、ちょくちょく経営者から出てくる相談で「最近の若者は出世を望まない」という問題。中には「出世するなら辞めます」という子もいるのだとか。「なんででしょうね?」と相談を受けるのですが、私のアンサーは「そりゃそうやろがい!」です。なぜかというと、シンプルに言えば「上司がダセィから」です。正確に言うと、「会社が管理職を輝かせてあげられていない」からと言い換えてもいいのかもしれません。ひと昔前であれば、出世して主任から係長、係長から課長、部長とステップを踏めば踏むほど給料が上がって、権限も与えられて、どんどん自身が働きやすくなって、その姿に部下が「よぅし、次は俺が!!」と思ったのかもしれませんが、今どこの企業も役職が上がっても給料は上がらない、部長になっても平社員との給料者は¥5万~¥10万程、でも責任を負わされて休みの日も何かあれば出社しないといけない。なおかつ権限もなく会社の奴隷になっていて顔つきも暗い…。こんなの憧れから一番遠い存在ですよね。それであれば「役職なしでそこそこの給料+責任のないポジション」を若者は望みますよね。これが日本の企業の多くで起きている「リアル」だと思います。ただですね、社会が暗いから、先行きが不安だからこそカッコつけて下の子に希望を持たせてやるのが「粋な大人」ってやつじゃないですか!?もし自社のスタッフが管理職になりたがらないというのであれば、それだけ貴社の中間管理職が輝けていないということ、そこをどうやって輝かせられるかが経営者の腕の見せ所なんじゃない?

2022-11-22 18:18:00

【第478回】集客系の飛込みは基本信用しちゃダメ

最近どの業種もどの業界も「集客」に苦戦している傾向が以前にも増して見受けられます。だからこそ、ホームページ作成会社、SNSの運営会社、YouTube用の動画作成会社、コンサルタントがここぞとばかりに足元をみて営業に来ているケースが多々見受けらます。普段であれば相手にしないものの、集客がなく追い込まれた状態だとまともな判断が出来ずに、藁にもすがる思いで多額の資金をぶっ込んだものの、一切成果に繋がらないというケースも多々見受けられます。弊社クライアント様の中でも、比較的付き合いが浅い方に多いのですが「こんな営業が来たんですけど、どう思います?」とご相談を受ける機会も日に日に増えてきています。そんな相談を受けての私のアンサーは「基本集客を売りにしている会社が「営業」してきている時点でアウト」ということをお話しさせていただいております。「うちでやると集客できますよ!」「どんどん御社のターゲットとしているお客さんが来るようになりますよ!!」と、さもそれっぽいことを言って営業をかけてきますが、集客を提案している私から言わせると「いや、そもそもお前たちが集客出来てないじゃん」の一言で一蹴します。だってそうでしょう?わざわざテレアポや飛込みしている時点で、その会社は集客できていないじゃないですか?本当に集客を提案できる会社であれば、そもそも「営業する必要がない」のです。だって集客の方法を知っているのですから。これは本当に有難いことなのですが、弊社は2020年1月の創業以来一度も自社から飛込みや新規開拓のためのテレアポを行ったことはありません。それどころか、集客に対する広告宣伝費も¥0です。何故ならマーケティングの基本を忠実にこなしているからです。一件一件のクライアント様を大切に丁寧に対応したいという思いから、現状お問合せも紹介の方は別として、新規の方はお断りさせていただくか、待っていただいている状態です。それでも毎月、こんな知名度もない会社にも関わらず毎月新規で最低3社ほど顧問依頼のご要望をいただきます。これが集客を提案している会社の「本来の姿」です。苦しいときほど、弱みに付け込んで甘い話を持ち掛けてくる「悪いやつ」はいつの時代にもいます。そんな時こそ冷静に、いろんな人に相談して、決断を急がず会社の今後の方向性を決めていった方がいいんじゃない?

2022-11-20 18:18:00

【第477回】100年続く会社

2021年6月時点で、全国の企業数は367万4000社、民間事業所数は507万8000カ所、計約875万2000社がこの国に存在しているとのことです。そのうち、国内で「100年続く会社」になると約3万社ほどとのことです。数字が大きすぎてしっくりこないかもしれませんが、全体の約0.03%という数字です。今まで倒産・廃業した企業を加えると、その生存率はもっと少なくなるかもしれません。弊社クライアント様の中でも100年以上続く企業も5社ほどいらっしゃいます。ただ、100年続いたから「幸せそうか」と言えば、答えは当然ながらその会社それぞれです。ここでお伝えしたかったことは、確かに長く続くことは素晴らしいことだし、誇らしいことだし、頑張って歯を食いしばってやってこられた結果ですが、我々の本分は「幸せになること」です。「続けること」はゴールではないし、むしろこれだけの生存率の低さを考えると、「続けていられることが奇跡」かもしれません。だから、続かなくても「そんなもんか」でもいいのかもしれません。ちょっと最近「本当に困っていらっしゃる会社さん」のお問い合わせが多く、可能な限りお話しを聞いている中でみなさん「非常に苦しそう」な姿を見て、「そんない追い込まれないでくださいね」と言う機会が増えてきて、ふとこの記事を書いています。株式会社BENchmarkは私の代で始まり私の代で終わらせます。子供や事業を継承したいという人が出てきても、継承させません。順調にいっても創業30年未満で終わらせるつもりです。だからこそ、気軽にのびのびできているのかもしれません。気軽にのびのび取り組むから良いアイデアが湧く、終わりが見えているから一瞬一瞬を全力で取り組むことが出来るのかもしれません。記録にこだわるのも大切ですが、その記録が自分の魂をあまりにも苦しめるようであれば、「最初からやり直し」もいいいんじゃない?また一緒に0からつくろうぜ?

2022-11-18 18:18:00

【第476回】本当に嬉しい値上げ

円安やら値上げやら、「マイナスイメージ」のニュースが多く、将来に不安を抱える方も少なくないのではないでしょうか?

ただ、「値上げ」はマイナスなことだけではありません。

例えばですが、私は3年前にYouTubeでゴリゴリ破壊的ROCKバンドに出会いました。コロナウィスルが蔓延する前だったので、ライブにも行って当時のチケット代が¥2,500だったかと思います。ライブハウスでギャンギャンに盛り上がりながら「このスキルでこの金額は安すぎる!でぇ~い、グッズを大量購入して支援じゃぁ~い!!」と普段ならあまり買わないバンドグッズも購入し、その後もCDラジカセも無いにも関わらずアルバムが発売したら発売日に予約購入したりと、微々たる応援を続けていたのですが、最近ライブがあるとのことでチケット代を見たらなんと¥5,500!

最高じゃねぇか!ここまできたのか!!ナイスゥ!!!と、とても嬉しくなりました。応援している人の価値が上がるのは本当に嬉しいですね。「値上げ=すべてマイナス」ではなく、「嬉しい値上げ」もあるんじゃない?