BENchmarkブログ

2022-12-16 18:18:00

【第490回】高専の講師

11月から豊田高専様の講師をさせていただきました。テーマは「マーケティング」。ただ、生徒のみなさんにわかりやすくお伝えするためにビジネス的なマーケティングではなく、実生活にマーケティングを落とし込んで、今回のテーマは「就活とマーケティング」について講義をさせていただきました。ただ、11月の講義の際、生徒のみなさんから質問をいただき、冒頭は質問をお答えする時間に充てさせていただきました。質問の内容は「人脈のつくり方」「学生時代にやっておいてほうがいいこと」「学生時代やっておけばよかったと思うこと」などなど、中にはなかなか鋭い質問もいただき終始関心しっぱなしでした。生徒さん方が一生懸命勇気を出して質問してくださったことに、私も全力で考えお答えさせていただいたのですが、私自身がこの質問を通じて今までやってきたことの「見直し」の機会になりました。「教えながら教わる」という非常に貴重な機会を与えて頂きました。まさか、スーパーエリートの高専生に講義をさせていただくとは、人生とはわからないものですね。

この機会を与えてくださったのは、弊社クライアント様のお陰、そしてクライアント様からの紹介だからとはいえ、こんなどこの馬の骨かも分からない者を神聖なる教壇にて講義をさせて頂く機会を与えていただいた担当の先生のお陰、なによりこんなどこの誰かもわからないおっさんの話を目をキラキラしながら聞いてくれて、講義が終わった後も個別にて質問・相談に来てくれた生徒さんのお陰で、私自身1ステップ成長させていただけました。心から感謝しております。

ただ、何よりの収穫は今回窓口として担当していただいた先生がめちゃくちゃかっこよかったことです。「生徒の幸せな未来」のために、本気で頑張っていらっしゃる姿は「カッコいい大人」でした。またしても良い目標が出来ました。

この国にはまだまだたくさんカッコいい大人がいてくれていますね。私もそんな大人の仲間入りが出来るよう精進して参ります。

2022-12-14 18:18:00

【第489回】自己顕示欲が強すぎると…

自分は特別でありたい、自分が主役でありたい、誰しも大なり小なりある感情だと思います。ただ、自己顕示欲が強すぎるとあらゆる場面で支障をきたす恐れがあります。人に認められたいから「派手に振る舞う」「無理をした消費を繰り返す」、ただ一度自分で作ってしまったキャラ設定に引っ込みがつかなくなり最後には破滅する。特に商売において成果を出すために一番必要なことは「世のため、人様のためにお役に立つ」ことです。お役に立つから成果が出る、成果が出るから続けられる。そうしていると、自分から主張しなくてもしっかり周りが評価してくれて口コミで嫌でも目立ってきます。何も「目立つな」と言っている訳ではありません。「目立つことを焦るな」ということです。私に関してもHPやらSNSで「顔出し」はまずしません。でも有難いことに安定的に紹介を頂いていて、ずっとリピートしてもらえています。目立つ=儲けることと思われがちですが、実はそうでもないんじゃない?

2022-12-12 18:18:00

【第488回】ワクワクは伝わるもの

不思議なもので、「想い」は言葉や態度で示さなくても伝わる場合が多々あります。例えば「宣伝」にしてもそうです。「宣伝をしなければいけないから宣伝する」という想いで告知したものの反響はあまりよくないのですが、「今回すげぃ商品が出来た!こりゃあ世に広めるしかねぇな!!」とワクワクしながら告知するものでは反響は大きく変わります。ワクワク感だけではなく、「焦り」や「怠惰」なども伝わってしまいます。基本今現在弊社が顧問契約を結ばせていただく方は「ハートがキレイで経営的に困っている人」を対象とさせていただいているのですが、経営が困っていると、どうしても「焦り」が生じてやることなすこと、すべての言動に「焦り」がにじみ出ているケースが非常に多いです。そこには「ワクワク感」や「ドキドキ感」、「面白さ」が皆無なのです。だからこそ、どれだけ告知をしても反響がない、で更に焦るという負のスパイラルに突入していきます。また、厄介なのがこのスパイラルに入ってしまうと、「集客」をビジネスにしている(ほとんど詐欺に近いですが)人にカモられます。そこで集客や宣伝を「自社のことを対して知ってもいない人まかせ」にしてしまうと、当然そこには「想い」はこもっていないので、お金は出ていくは成果は出ないわでダブルパンチです。だからこそ、告知は人任せにしてはいけないのです。必ず自社で考え、希望と期待を胸に「ワクワクしながら発信する」、そうして初めて「あなたが来てほしいお客様候補」が来てくれるようになるんじゃない?

2022-12-10 18:18:00

【第487回】忖度ない人生

先日サラリーマン時代に使っていたPCが出てきたので、まだ使えるかも含め動作確認している中で、サラリーマン時代のメールを見ていると、昔の私はかなり「気力も体力も使っていたんだなぁ」と思いました。既存や新規のお客様からの問合せのやり取りに加え、部下の質問や申請書類の承認手続き、総務や内勤からの「これ営業の私の仕事です?」と思う要望に対しての対応、人材募集のための紹介業者とのやり取り+面接対応、会議前の資料の作成、関係者への事前の根回し等の準備、、、よくやっていたなぁと思います。今の私は好きな人とだけお付き合いさせていただき、その好きな人に貢献するためだけに時間を使えて、好きな人と成功した喜びを分かち合うという本当に贅沢な人生を歩ませていただけています。そして何より贅沢なのが「忖度しない人生」を歩ませていただいていることです。「これやったらあの人に迷惑かかるなぁ」「これ言ったらあの人の顔に泥を塗っちゃうなぁ」などと考えることは一切なく「自分のやるべきこと」にのみ集中して向き合えています。ただ、それもこれもサラリーマン時代のオールマイティーに動いていた時間があったからこそです。「若いうちの苦労は買ってでもしろ」とはよくいったもので、本当にその通りだと思います。ただ、サラリーマン時代、特に輸入商社時代は本当に楽しく、充実した毎日を過ごさせていただいていました。今でも心から感謝しています。正直、サラリーマン時代と起業してからの自分と何が変わったか分からないのですが、間違いなく「より幸せになれている」ことは確かです。ただ、これもすべては今までご縁をいただいた人たちのお陰です。今まで支えてくれた人、今でも支えてくれている人のお陰なのです。私自身、もっと成長して周りの人の幸せに貢献できるよう尽力して参ります。

2022-12-08 18:18:00

【第486回】下がると分かっているなら対策せんかい

早いもので今年もあとわずか。毎年年末年始は業種によってその仕事量に大きな差があります。例えば小売業などは食品の場合はクリスマス、お正月は書き入れ時ですよね。アパレルなんかも「福袋商戦」などで年明けは忙しいのではないでしょうか?ただ建築業はというと、年末年始はのんびりしています。みなさん年末年始は忙しくて、家づくりの計画を年末に計画する人はいても「実際に動く人」はかなり少ないので、それを見越してどの住宅会社も「年末年始は人が動かないんで~」とボーっとしている会社が結構多いのです。実際ホームページのアクセス数も住宅関連の会社や商品はまぁアクセス数が下がります。みんな口を揃えて「この時期はアクセスも伸びないからねぇ~」と仰います。ただですね、いつもそんな言葉を聞いた際の私のアンサーは「下がると分かっているなら対策せんかい!」なのです。2022年はコロナウィスルの影響もまだ収束せず、ロシア・ウクライナ問題、円安、値上げとかなりネガティブなことが続いているからこそ消費マインドは例年に無いくらい冷え込んでいます。脅すわけではないのですが、今後よくなるどころかもっと加速度的に消費マインドが下がることが起きます。だからこそ「余裕をぶっこいている時間がない」のです。言い訳しても誰も助けてくれません。だからこそ、余力のあるうちに次の手、その次の手をどんどん打っていくのです。弊社クライアント様にも年末・年始にかけてそのクライアント様ごとにあれやこれや提案させていただき準備を進めてもらっています。これがうまくいけば、きっと年明け良いスタートを切ることが出来、波に乗れます。面白いことに、成果が出ている会社になればなるほど、油断せずしっかりと準備を進めてくれています。景気が悪くなっても100人中100人が経営に困ることはないのです。中には市場の景気が悪くても「過去最高益」を叩き出す会社もあるのです。そうなるためには行動あるのみ。今から来年がワクワクしてくるんじゃない?