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【第752回】苦労するから身に付く
G.W後半はカレンダー通りに休んで、こどもたちと家でTVゲームを一緒にしていたのですが、普段ゲームをしないので最近のゲームが全く分からずお恥ずかしながらスイッチのON/OFFすらも分からない状態で子どもたちの「お父さんやってあげるよ」という言葉に甘えたまま任せていたら益々分からなくて、肝心のゲームも子どもたちが「お父さん次はこうするんだよ」「次はこのボタン押して…」と言われるがままにやっていたら案の定全く理解できないまま時間だけが経過し極論「何も面白くない状態」に陥ってしまいました。しかも序盤から最強の条件でゲームを進めていたので敵に打ち勝つのも目を閉じていても可能な無双状態。にも関わらず「なぜこんなにも面白くないんだろう?」と考えて自分なりに分かったのは「苦労していないから」なのです。一つ一つ理解せずに進んでいるから、より理解できない、理解できていないから達成感もクソもないので面白さを感じないのです。これは仕事でも一緒で、苦労して考えて、知恵を出して、努力をして達成するからこそ感動や楽しさ、語る思い出が出来るのと一緒ではないでしょうか?それから子どもたちには「お父さんは苦労したいのだよ」と、なんともMっ気な言葉を伝えたら子どもたちも言葉の意味を理解してくれて、そこから一切口を出さずおっさんがあーだこーだと悪戦苦闘する姿を見守ってくれて些細なことですが、そんな子どもたちの姿に密かに感動していたのは言うまでもありません。ちょいちょい口を出してしまう自分よりよっぽど大人です。改めて自分以外の人は全て教科書だなと思う気付きを与えてもらえたG.Wでした。