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【第457回】親身になるとは
「親身」とは、肉親であるかのように細やかな心遣いをすることと辞書には記載されています。ただ、もっと言うと読んで字のごとく「親の身になって」ということなのかなと最近思うようになりました。親の身になるとはどういうことか?本当に子どもの為になるのかどうかを考えに考え抜いて与えていくことなんだろうなぁと思います。本当であれば「良いことばかり言う」「なんでもかんでも与える」方が子どもには嫌われずなついてくれるかもしれません。でも、そうなるとどうなるでしょうか?「どうしようもないポンコツ」の出来上がりです。
時には厳しく、時には恨まれても10年、20年後その人にとって「あの時あれを言ってもらって良かった」と思ってもらえることをするのが「親の役目」ではないでしょうか?
本当であれば「ずっと守ってやりたい」「ずっと一緒にいたい」「その子に降りかかる全ての不幸や悲しみをずっと排除してあげたい」と親なら思うのですが、いかんせん順当にいけば必ず自分の方が先に死にます。むしろ子どもには自分よりも長生きして欲しいもの。だからこそ、ずっと一緒に居られないからこそ、自分がいなくなった後にもその子が少しでも苦労しないように、少しでも豊かな人生を歩めるようにしていくのが親の務めだと思っています。
だからこそ、私は特にクライアント様には超絶厳しいことをお伝えしております。取引業者から「よいしょ」されて喜んでいる姿を見たら「調子に乗っていますね」、成果が出て来てちょっとでも油断していたら「良い感じに勘違いしてますね」、起業時の理念を忘れて利益重視に走ったら「結構つまんない大人になっちゃいましたね」と、生意気なことをガンガンお伝えしております。なぜなら本気で「愛しているから」です。「よいしょ」や「ごますり」はたくさんの人がやってくれます。ただ、私の役割はそこではないのです。「気持ちよくするため」に顧問料をお預かりしているのではないのです。
ただ、いつも生意気なことを好き勝手お伝えしているにも関わらず弊社を選んで、託して、ずっと一緒に伴走させてくださっているクライアント様には本当に心から信頼し、期待し、愛しています。きっと成果を出し続けますし、そうなるよう本気で尽力します。本気で相手のことを想っての「「親切な立ち振る舞い」は相手にも届くんじゃない?
【第456回】結局のところ態度で示すしかない
どれだけ「頑張ります!」「必ずやります!」と言っても、結局のところは「結果」が全てになってくるのがビジネスです。ただ、その「結果」というのは何も「成果」だけではありません。精神論になってしまうかもしれませんが、覚悟を決めて「必ずやる」となったとき、人は「態度」が変わります。気合の入り方が違うというのか、とにかく「本気」が伝わってきます。挨拶一つにしても、掃除一つにしても、受け答えの態度にしても「小さなところから」変わっていきます。
私にもそのタイミングはありました。結婚し、子供が授かって転職、転職後1週間して子供が生まれてきてくれたこともあり、益々「やるしかない状況」になったとき、当時の先輩や上司に「気持ちよく教えてもらう為」に誰よりも早く出勤し、掃除をし、上司や先輩が気持ちよく働ける環境を作って勤務に臨む、家に帰るとその日に教えてもらったことのメモを再度確認・清書し完全に自分の中に落とし込む。不明な点や不安な点をピックアップし次の日の一番に上司や先輩に確認し吸収していく。そうなるとどうなるか、「信頼していただき可愛がっていただきチャンスを与えてくれる」のです。
お客様に対してもそうです。ずっと営業をしていたからこそ、自分で言うのも恐縮ですが私は人より「口が達者」です。むしろ「達者過ぎるくらい」です。だからこそ、態度で示さないと「軽い人」「口だけの人」と人より思われてしまいます。そんな自分を客観視しているからこそ、「必ずやる」「言われる前にやる」「本気で相手のことを想ってやる」を意識しています。そうなるとどうなるか、有難いことにクライアント様、携わってくださる人が「信じて、託して、応援してくれる」のです。だからこそより頑張れる。
どれだけ上手に繕っても、結局のところは「結果」が全てになります。ただ、良い結果を出す為には結局のところ「普段の良い態度の積み重ね」じゃない?
【第455回】予測力を磨く
前職私が勤めていた輸入商社はとても優しいけれど「厳しい会社」でした。例えば月の売上目標が仮に¥1,000万だとします。目標¥1,000万に対して¥800万だと叱られます。これは当然。ただ、目標¥1,000万に対して¥2,000万売上を達成したとしたら、これも叱られました。特に「意図していない売上の場合」は特に厳しく𠮟られるのです。「目標より高く達成したらいいじゃん!?」と思いますよね?
何故叱られるか?それは「正しく予測が出来ていないから」なのです。私が勤めていた輸入商社は主にヨーロッパから商品を輸入していました。そうなると、発注して日本に届くまでに2ヶ月~3ヶ月程時間がかかるので、「予測力が鍵になる」と言っても過言ではありません。予測して発注した数が捌けなければ当然「在庫」になってしまいますし、予測した発注数以上に販売してしまうと、当然「在庫不足」になります。だからこそ、根拠があって「意図的」に目標に対して売上をガツンと上げた際は評価されるのですが、「ラッキー」や「偶然」といった自身でコントロール出来ていない売り上げは評価されないどころか、評価が下がるのです。逆に目標に対して未達成だった場合でも「理由が明確で、具体的な改善策」があれば「了解です」の一言で終わるのです。
予測力がないということは、それだけ「把握出来ていない」ということ。「把握出来ていない」ということは、「お客様の状況を理解出来ていない」ということ。「お客様の状況を理解出来ていない」ということは、「お客様のお悩み解決に貢献出来ていない」ということなのです。相手の状況も分からないのに助けられる訳がありません。
そのように厳しく指導して頂けたお陰もあって、私の年間での発注数の誤差は3%くらいだったと思います。自身の予測力をとても磨かせていただきました。
だからこそ、独立してからも数字の面での読み違いは「ほぼ皆無」です。今月支払が払えない、思った以上に税金を支払うことになって困ったということは一切ありません。だって予測通りに物事が運んでいるから。当然そこにはクライアント様、いつも協力して助けてくださる方のお力添えがあってこそですが、肝心の私が「どんぶり勘定」では論外です。「細かく分析する癖」が身に付き、「予測力」を上げていくと、思った通りの人生になっていきます。これこそが実績と経験の積み重ねからなせる業じゃない?
【第454回】全てを自身の「商品」と思うべし
あなたの取り扱う「商品」はなんですか?
「弊社はこんな商品があります!」「弊社はこんなサービスがあります!!」人によって、千差万別かとは思いますが、共通していることは、自身が所属している会社、自身がお世話になっている上司、同僚や部下、そして自分自身も「商品」だということも忘れてはいけません。にもかかわらず、会社の愚痴、上司の愚痴、部下の愚痴、自社の商品やサービスの愚痴を言ってしまう営業マンのなんたる多いことか。あなたが「悪い」と思っているものを誰が「買いたい」と思うのか?そしてネガティブな発言、他者の悪口を言っている人から誰が「買いたい」と思うのか?自分の未熟さ、幼稚さによって自社のブランド、商品の価値、そして「自分自身の価値」を落としていることに気付いていない営業マンはもちろんですが、経営者ですらもそこに気付いていない人はたくさんいます。
だからこそ、「良いところを見つけられる目」を養うことが必要なんだと思います。そうすることによって、よりお客様から支持されるようになり価値が高まります。人はこれを「ブランド」と呼ぶんじゃない?
【第453回】たまたまなだけ
弊社自身がストック型経営を取り入れていることもあり、2020年1月に起業し、創業以来2022年今現在黒字、来期、2024年である再来期も黒字見込みということは偏に弊社を信頼し託してくださるクライアント様、一緒にクライアント様や社会貢献に尽くすために歯を食いしばって頑張ってくれているスタッフ、無償の愛情を注いでくれている家族のお陰です。もしくは神仏のお陰かと思います。お気付きでしょうか?
「私の力」ではないのです。奇跡的な「たまたま」が重なっただけで今の株式会社BENchmarkがあり、私があります。謙遜ではなく、本当にそう思っています。私に関しては何の資格もなく、輝かしい実績もなく、後ろ盾もない状態にも関わらず、多数のクライアント様と苦楽を共にし、成果に繋げ、新たに「救いを求める人」にお声をかけて頂いております。これは本当に奇跡です。たまたま「運が良かっただけ」なのです。たまたま「良い人に巡り合えただけ」なのです。たまたま「両想いになれただけ」なのです。年を重ねる度に自分の運の良さ、周りからの惜しみない愛情を感じることが出来、感謝しかありません。だからこそ、今「たまたま成果が出ていない人」「たまたま苦しんでいる人」に少しでも貢献出来ればと思っています。本気で思っています。正直仕事はパンパンですし、日によっては大げさではなく「秒単位」であくせく過ごしている日々ですが、こんな平凡な自分で何か人様や社会に為に出来ることがあるのであれば、骨身を惜しまずお役に立ちたいと思っています。それが今まで私や弊社を育ててくださった方に対する「恩返し」だと思っています。
愛情を注いでくれた両親のお陰で真面目に生きること、誠実に生きることの大切さを教えてもらいました。
今まで育ててくださった上司や先輩、今は亡き前職の社長、みなさんのお陰で「仕事とは何か」「人様のお役に立つとはどういったことか」を知ることが出来ました。
株式会社BENchmarkを支え育ててくださっているクライアントの皆様、みなさんとの数多くのドラマのお陰で弊社や私自身のプレミア感がどんどん上がっております。
今苦しんでいる人や企業のみなさん、生意気なことをお伝えさせていただきますが「何があっても助けにいくので、それまで絶対諦めないでください。」
「たまたま今生きている私」が「たまたま今苦しんでいるあなた」を助けにいきます。手を伸ばしてみてもいいんじゃない?
必ず掴みます。