BENchmarkブログ
【第96回】沈黙を怖がらない
ベンチマーク代表射場(いば)です。
若い営業マンと話していると「沈黙が怖い」と言う子がよくいます。
現在私はベンチマーク営業スクールというものをエスコートランナー業の傍らでやっております。
スクールの目的は「ただ売れる営業マン」を育てるのではなく、「人様のお役に立って買ってもらう営業マン」
「心から営業が楽しいと思える営業マン」を育成する為にやっております。
そんな中、第一期生の中にも「お客様の沈黙が怖い」と言う子が多々います。
沈黙が怖いという事は、心の中で「無言=悪いこと」と思っているのでしょう。
多くの営業マンがお客様が黙られると、なんとか沈黙を打破しなければとしゃべっています。
私がお客様とお話ししていて、相手が無言になったらどうするかって?
答えは、「私も無言になる」です。
お客様が無言の理由は様々あります。
早く帰って欲しい、興味が無いということもあるかもしれませんが、
多くの場合は「情報を整理している」場合が多々あります。
にも関わらず無言=悪い事と思いずっとしゃべってしまっては、よりお客様を困らせてしまいます。
また、成果が出ない営業マンの共通点の一つとして「無駄なおしゃべりが長い」という点があります。
「おしゃべりが長い」のではなく「無駄なおしゃべりが長い」のです。
間を持たす為に無駄な話はしなくていいのです。
1時間無駄話をされるくらいなら、5分で要件が伝わった方が自分にとっても相手にとっても良いことです。
そもそも日本では昔から
「沈黙は金」って言うじゃない?
【第91回】困ったときに焦って成果を出そうとすると必ずハマる
ベンチマーク代表射場(いば)です。
これは営業あるあるですが、売上に困ったときに
神様はちょっといたずらに「甘い蜜」を出してきます。
言い方が難しいのですが、平時なら「この人とは付き合わないでおこう」と
いう人を送り込んできます。
ただ、売上が困っている状況なので、まともな判断が出来ません。
心ではなく「お金フィルター」で相手を選んでしまった場合、
後で必ずハマります。
クレーマーであったり、無理な値引き交渉をしてきたり、
後々嫌な気持ちにさせてきたりと、売上に困ったときは
不思議なものでそういった人を呼びよせてしまうんです。
そこで心に違和感を持ちながらご縁を作ってしまうと必ずハマります。
シンドイ時こそ目先の利益を追うのではなく、一度冷静になって
しっかり相手と自分自身に向き合って物事を進めていくことが大切です。
ただ、ハマらないことには「今後こういった人とのご縁は注意しよう」
と勉強出来ないのも事実なので、頭の片隅に置いておいてもいいんじゃない?
【第72回】背景を知る
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
皆さんプレゼントをもらったことってありますか?
小さい頃はプレゼントの「モノ」自体に一喜一憂したものですが、
順調に大人になることが出来て思うことは「プレゼントの背景」を
知ることによって、より一層幸せな気持ちになれるという事です。
私も独立にあたり、有難いことにたくさんの方からプレゼントを頂きました。
モノ自体も嬉しいのですが、何より嬉しかったことは
「私がいないときに、私のことを思って、私を幸せにしてやろうと思って下さる気持ち」です。
中にはお礼をお伝えした際「ネットで選んだだけだから」と粋な返しをして下さる方も
いらっしゃいました。
わざわざ「BENCHMARK」という名前のお酒を探して下さっているのに。
私を少しでも喜ばせてやろうと思って下さっているのに。
自分と家族以外で自分の幸せや成功を願って下さる方がいる時点で人生圧勝の勝ち組です。
営業マンは顧客の問題解決の為に、お客様の心を読み取ることも大切です。
営業マンに限らず、誰かに愛されるためには普通のことを普通と受け入れるのではなく、
今の自分を取り巻く普通は「誰かが助けて下さっているから」ということに意識しながら
物事を見ていくと、あなたの世界は今より格段に素敵なものになります。
生きていくのなら、素敵な人生にしていこうじゃん?
【第71回】飛び込みの際は何をお話しするのか
ベンチマーク代表射場(イバ)です
先日営業マンの方とお話しさせて頂いている中で
「飛び込み営業で成果が上がらない」というご相談を受けました。
99%の営業マンが飛び込みの際に「売込みをし過ぎている」ので
成果が出ないのだと思います。
そもそもアポも取っていない状態で、相手も仕事で忙しい中で
いきなり自分の利益の為に一方的に話されたら、それは相手にとって
迷惑でしかありません。
飛び込みはあくまで「アポを取る手段」なんです。
「売ってくる手段」ではないのです。
飛び込みの際は、長くても30秒から1分以内で自社でお役立ち出来ることを
お伝えし、あとは改めてお伺いさせて頂く際の相手のスケジュールをお伺いする。
それさえやれば、その日はすぐお引き取りする。
だからそもそも飛び込みで「売ってこよう」という考え方自体を見直す必要があります。
当ブログを見て下さっている方には本当の意味での「豊かな人生」を送って欲しいので
ただの「売れる営業マン」ではなく、「相手の役に立って買って頂ける営業マン」になって
いけるように私で出来ることがあれば全力でお手伝いさせて頂きますので
一緒に素敵な営業人生を送っていけるよう頑張ってみない?
【第69回】ジュースおごってもらおうぜ
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
先日気付いたことですが、
私のクライアント様の社内にて上司が部下2名に対して
「ジュースおごってやるよ」と言って自販機にお金を入れて
好きなジュースのボタンを押すように促しました。
A君は「ありがとうございます!どれにしようかな♪」とジュースを
選んでいるのに対し
B君は「自分は大丈夫(いらない)です。」
とお断りしていました。
さて問題。
A君とB君どちらがお客様に可愛がってもらって売れる営業マンでしょうか?
答えはA君。
「ジュースをおごってくれる」=「ジュースをおごってやりたい」んです。
だから素直に気持ちを頂戴しおごって頂く。
「おごって良かったな」と思って頂ける様に丁寧にお礼をお伝えする。
より一層可愛がって頂けるという良い循環が生まれます。
B君はひょっとしたら「自分の為にお金を使わせてしまって申し訳ない」
「いつも気を遣ってもらっているのに…」と気遣っているのか、ただ単に
「喉が乾いていない」のか、ただ結果としては相手からの気遣いを
「お断りしている状態」になっています。
せっかく自分を喜ばせてやろうという相手のお心遣いは有難く頂戴したいですね。
ちなみに私は「ジュースおごってあげる」と言われたらなんて返すかって?
「せっかくなんで妻と子供たちの分も良いですか?」と返します。
これはこれで超絶うざいですね!