BENchmarkブログ
【第965回】今回の人生が「本番」
こどもたちへ
日々頑張るこどもたちへ。勉強頑張ってるね、部活も頑張ってるね。お父さんとお母さんが見ていないところでも人付き合いもストレスを抱えながらも頑張っているかと思います。そんな中で「我慢」することも多いでしょう。「まったく我慢しない人生」はその分誰かしらに迷惑をかけるので結果人間関係が壊滅するので気を付けてほしいですが、お父さんが伝えたいことは「今回の人生はリハーサルではなく本番である」ということです。前世や来世があるかわかりませんが、間違いないく言えることは「今回の人生は今回のみ!」なのです。君たちは本番なにをする?人の目を気にし過ぎるのではなく、自分の心を開放し、ときには感覚に素直に、今回の人生を存分に楽しんでください。心地よい時間を過ごそう、好きな音楽を聴こう、愛しい人と時間を共有しよう、たくさんの感動を心と身体で感じよう。魂レベルで楽しもう!きみたちがとことん愉しんでくれたら、それがお父さんとお母さんの一番の愉しみです。結構マジで。愛してるぜ。
【第956回】戦友をつくるためには
こどもたちへ
小学校、中学校、高校、そこから先の専門学校や大学、ひょっとして留学、就職とこれからステージが変わるごとにたくさんの「人」と出会っていくのですが、家族や夫婦とはまた違った「パートナー」が見つかると人生は豊かになります。友達ともちょっと違う、親友ともちょっと違う、いうなれば「戦友」とでも言いますか、大人になるとどうしても「仕事」に時間を使いがちです。だからこそ「戦友」をたくさんつくる。ただの「取引先」や「同僚」も良いのですが、公私にわたって喜びや苦しみ、時には悲しみも分かち合う。そんな戦友が君たちの人生にも現れたら良いね。ただ、戦友はいきなり出会ってなるものではなく一緒に苦楽を共にするから「なる」ものです。「苦楽」というくらいなのではじめに一緒に苦しい経験をして、それを乗り越えて楽しくなる、楽になる。そうなるといつの間にかお互いにとってかけがえのない存在になります。今お父さんが仕事で携わらせてもらっている人たちは間違いなく「戦友」です。もし相手が困っていたらお父さんはすぐさま駆け付けるし、逆にお父さんに何かあったら時には自分を犠牲にしてでも助けてくれる人に囲まれて仕事ができている安心感と信頼感、充実感や幸福感を仕事を通じて君たちも味わうことができたらいいね。「この人だ!」と思える人と出会えたのなら、苦しい体験を共にしていつか「語る思い出」になるよう成功するまで諦めずに頑張ってみてください。君たちが「この人だ!」と思った人です。一緒にが頑張ればきっと成功します。
【第951回】人の気持ちは分からない
こどもたちへ
「相手の気持ちになって物事を考えよう」という言葉を先生やら場合によってはお父さん、お母さんから言われたことがあるかと思います。ただね、人の気持ちはどこまでいっても分かりません。例えばお父さんはお母さんと出会ってもう22年。お互いこの地球上で一番長く一緒にいる相手ですが、お互いのことはわかりません。例えばお母さんが今日は何が食べたいのか?今週末は何をして過ごそうと思っているのか?今日のお父さんの髪型についてどう思っているのか?などなど、わからないことだらけです。ずっと一緒にいて、尚且つ愛し合っていてもこれです。だからこそ、普段そこまで絡んでもいない、ましてや学校や限られた環境でのみしか見ていない相手のことなんか「ほぼ分からない」のです。大切なことは「分かった気になる」のではなく「分かろうという姿勢」です。だからこそ相手に興味を持って、相手をとことん「知ろう」とする意識が大切です。その上で「その人に合った付き合い方」が大切です。一人が好きな人を無理に人混みが多い中に連れていくのは迷惑だし、逆にたくさんの人と賑やかに過ごすのが好きな人に「この本を読み終わってから遊ぼうね!」なんて言ったら相手は「ゲェ~」です。そんなこと言われたって、そんな簡単に相手に合った対応なんて出来ないよぅと思うかと思います。だからこそ、たくさんの人との出会いを学びの場としていくのです。ときには喜び、ときには傷つき、ときには悩み、苦しみ、そんな中で学んでいくのです。学生でいるうち、特に義務教育の期間は「環境」を選べません。だからチャンス。何が好きかも漠然としている中で食わず嫌いはもったいない。好き嫌いを学び、知恵や知識としてしっかり蓄えていく。これが「学び」だと思います。学びをしっかり身に付け心穏やかで健やかな人生を愉しんでください。
【第937回】嫌われるのを嫌うけど…
こどもたちへ
人は基本的には「人から好かれたい」と思う生き物です。逆を言うと「人から嫌われたくない」と思う生き物です。人様に迷惑をかけてはいけませんが、だからといって人の目を気にし過ぎても自分にとってよくないこともあります。また、どれだけ人の為に頑張っていても一定数「あなたのことが嫌い」と言ってくる人、思ってくる人はいます。そんなとき「あれがダメだったかな」「これがまずかったかな」「自分って駄目だな」と反省することも大切ですが、心の片隅に置いて欲しい考え方は「嫌われたかぁ、まぁでも自分も人を嫌うし、人ってそんなもんっしょ!」と割り切る気持ちも大切です。君たちが大切にしている人から嫌われたらしっかり反省して改善していけばいいですが、君たちのことを大して知りもしないあかの他人があーだ、こーだ言って嫌ってきたら「どーぞどーぞ、好きに言って楽しんでください」くらいの気持ちでいたらいいかと思います。だって君たちだって嫌いな人はいるでしょ?人ってそんなもんっしょ!
【第934回】右の頬を打たれたら、すぐさま110番
こどもたちへ
生きていく上で「素直さ」や「従順さ」は大切です。ただ、全てにおいて素直であり従順である必要はありません。「右の頬を打たれたら、左の頬を差し出せ」という言葉があります。これはキリスト教において暴力や屈辱に対する無抵、無暴力主義を表す言葉とのことですが、お父さんは「右の頬を打たれたらすぐさま110番」だと思います。もしくは「右の頬を打たれたら「出るとこ出ますよ?」とちゃんと伝えよ?」だと思います。嫌なことは「嫌!」、迷惑なことは「迷惑!」、ヤバい奴はすぐさまお巡りさんにおまかせする。相手が先生だろうとう先輩だろうと、偉い人だろうと場合によってはお父さんやお母さんに対しても「自分の意思をちゃんと伝える」って結構大事なことです。なんでも「いいよ」と言ったり我慢することは「優しさ」ではありません。自分を優しくしてこその人への優しさです。右の頬を打たれたらすぐさま110番。脅されたら脅迫罪、金銭を求められたら恐喝罪、暴力を振るわれたら暴行罪という立派な犯罪ですので、しっかりしかるべき対処をしかるべき機関にやってもらいましょう。もちろん人様の頬は叩いたらあかんで?