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2024-01-07 18:18:00

【第686回】働かざる者口出すべからず

毎年年始研修で顧問以外の会社に新春セミナーの講師をさせていただくのですが、普段顧問をしている先と違う企業と関わって思うことは「働かない社員に限って口だけは一丁前」ということです。セミナー講師をご依頼いただく企業の経営者は「自社のスタッフにはここが足りない」という想いでわざわざ外部から講師を招くわけで、その時点でスタッフは「自分たちはここが足りていないんだ」と悟らないといけないのですが、やはり経営者のそうした思慮を把握できないスタッフだからこそセミナーの質疑応答コーナーでは不平・不満が出てきます。出来るスタッフは「うんうん」とうなずく、出来ないスタッフは不満を言う。私はセミナー講師の際、あえてかなり棘を出して講師をさせていただきます。だって経営者がスタッフに与えたいのは「刺激」だからです。クライアントの求めた以上の物事を提供するのがプロ。だからこそいつもより激しめにキツイ言葉をかけていきます。働かざる者食うべからずではないですが、働かざる者は口を出してはいけないのです。もし意見を出したいのであれば、しっかり世の為人の為に尽くし、会社に貢献してからじゃない?