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【第661回】行くところがある幸せ
先日いつものことながら朝から車でクライアント様先に向かっているとき思ったことは「あぁ~、今日も自分が行く先があって幸せだなぁ」ということでした。サラリーマンのころは会社に行くのが当たり前、会社に出勤し同僚がいるのが当たり前、仕事があって当たり前、給料をもらえて当たり前、福利厚生や何かあったときも会社が守ってくれるのが当たり前という、本来ならとても有難いことを「当たり前」と勘違いしてしまっていました。ただ、起業して0からスタートした事業で、事務所も自宅兼でやっていて、スタッフも基本リモートや必要があればどこかのカフェでミーティングする、仕事は有難いことにお客様から必要とされて仕事を与えてもらっている、給料はお客様に貢献することによってお預りしている、万が一何かあった場合でも家族もお客様も困らないよう準備するために普段から資金繰りをしっかり管理しておく。全て一瞬でも気を抜くと崩壊してしまいます。ただ、だからこそ楽しくてやりがいがあり、どんどん成長出来ています。ただ、この環境もどこまで行ってもお客様あってのこと。中には「射場専用デスク」を置いてくださっているクライアント様も何社もあり、ここまで大切にしてもらえていることに感謝しかありません。起業したてのときからスケジュールに空白があると不安で不安でたまりませんでした。今でもその癖は変わっていません。出たての芸人のごとく、スケジュールをパンパンにしておかないと常に心配なのです。でもこれでいいと思っています。むしろ、これくらいビビっている自分自身が好きです。ビビりだからこそ調子に乗らない、ビビりだからこそ感謝を忘れない。今「うわぁ~会社行きたくねぇ~、面倒くせぇ~」と思っていらっしゃる方、そう思える今の状況って、実はとっても贅沢なんじゃない?