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2023-08-17 18:18:00

【第614回】表面的な数字にご注意

「数字が大きいと人は安心するもの」です。売上など最たるものですが、例えばSNSもそうです。「フォロワーが何人いる」「閲覧者数が何人いる」というのが明確に見れるので、数字が増えれば増えるほど承認欲求が満たされるのですが、個人的な楽しみでやっている場合であれば問題ないのですが、商売として取組んでいる場合は「成果に繋がる数字か」も意識していかないといけません。仮に日本の三重県の地域密着のエリアで商売をしている場合、閲覧者が10億人いたとしても、その見ている人がブラジルやイギリスだと成果には繋がりませんよね?インスタのフォロワー数やYouTubeのチャンネル登録者数も数も大切かもしれませんが「中身」を把握できているか?もとても大切なことです。企業の業績を報道するメディアもそうです。基本メディアは「売上」を報道しますが、どれだけ多くの売上があっても「利益」が出ていないとなんの意味も成しません。インスタグラムのフォロワー数100万人だとしても認知されているのは世界の人口で考えると0.01%しかありません。大きな視野で見ると表面的な数字がとてもちっぽけに見えてきます。これも悟りの境地じゃない?