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【第612回】コミュニケーションは傷付きながら学ぶもの
私はクライアント様とは別で一緒に仕事をさせていただいている人が何人かいます。その際意識していることは「わたしよりすごい人」という自分ルールを作っているのですが、その一人が弊社顧問税理士さん。同い年にも関わらずモヒカンで白眼鏡、でも税理士会の会長というよくわからない人なのですが非常に博識で何よりも人間力があり私にとってなくてはならない人です。定期的にミーティングして経営面でもアドヴァイスをいただくのですが「射場さんの場合100点以上だから何も問題ない」で終わるので世間話やら他愛もない会話をして終わることがほとんどなのですが、実は私はこの時間が非常に大切で彼から学ぶことが非常に多いのです。以前も、あれは確か最近の若いスタッフにどのように接していくか?みたいな話している中で「コミュニケーションは傷付きながら学ぶものだよね~」と言う話を彼がしました。「??」となっていると、最近税務署からの税務調査がクライアント様のところに入った際に、当然税理士である彼も調査に同席するのですが、その際最近の若い調査員は「メンタルが弱すぎる」とのことでした。従来の調査員は失礼なこともお構いなしにガンガン見て、聞いて、税を徴収しようときていたにも関わらず、最近の若い調査員に「お前その質問は失礼じゃない?」と言うと、プルプル震えてすぐ帰ってしまうとのことでした。今までであればそんな状態で税務署に帰ると上司から「徴収するまで帰ってくるな!」と言われていたところ、最近では役所もコンプライアンスが厳しくそれを言ってしまうとパワハラになってしまうとのこと。「税金徴収できませんでした」「しょうがないよね」で終わるとのことでした。これじゃあいつまで経ってもこの調査員は成長できません。駆け引きのテクニックも身につかずずっとポンコツです。こういった現象が今の日本の至る所で起きています。大人が嫌われることを恐れて、訴えられることに恐れて無難に対応する。最悪です。愛を持って叱ってやれよ、心を痛めて厳しくしてやれよ、その子の人生を考えてやれよです。コミュニケーションは傷付きながら学ぶもの。自身も若い時はたくさん失敗しました。調子に乗り過ぎて相手を傷付けてしまったり、怒らせてしまったり、それによって自身の立場を悪くして困ってしまったり。だからこそそこから反省して学ぶことによって立ち振る舞いを覚え円滑な人間関係を築け健やかで穏やかな人生を過ごせています。今回は弊社顧問税理士さんとのお話しですが、株式会社BENchmarkを支えてくれる協力業者様は最強です。無敵状態の人ばかりが集まって弊社を支えてくれていることに心から感謝しております。クライアント様も最高、協力業者様も最強、そりゃあ業績よくなるのは当然じゃない?