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2023-07-20 18:18:00

【第600回】勘に頼るために

実は6月に叔父を亡くし、先日無事四十九日を終えたのですが寂しさや悲しさはなかなか薄れなくて、ただ思い出す叔父との思い出は本当に素敵なものばかりで。叔父は商売をやっていた兼ね合いもあって独立した私のこともとても気にかけてくださって、生前は「商売とは」という金言をたくさん与えてくれました。その中でも亡くなる前に話してくれたことが「自分の勘に頼る」ということ。商売をしていく上で「勘」が非常に大切だということです。「ちょっと嫌な予感がする」「これはいけそうだ」という勘に頼る場面が多々あり、それに従って行動する必要があるとのことですが、その大前提としては「自身の知識をしっかり身に付ける」ということでした。膨大な知識とたくさんの経験の上で初めて「勘が冴えわたる」とのことで、改めて勉強の大切さ、常に学び身に付ける姿勢を持つことの大切さを教えてくれました。人間どうあがいても最期はきます。ただ、その際に後の代にモノやお金を残していくのも良いのですが、知識を授けていくのもとても素敵なことだと思いました。わたしは死ぬとき、後の世代に何を残していけるのだろうか?せっかく残していくのであれば、大袈裟かもしれませんが少しでも世界や社会が良くなることを残していければと思っています。結果それが大切な家族に反映されることになるのだと思っています。あなたは何を残していきますか?