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【第596回】「紹介して」と言うから…
最近景気が悪いせいか、前職で携わらせていただいた方から、それもそこまで仲が良かったわけではない方から連絡をいただき「射場さん久しぶり!突然なんだけど仕事紹介してくれない!?」と言われ「大変ですね、また良い話があれば…」と電話を切らせていただいたのですが、心の中では「紹介しねぇよ!」と思ってしまうのが人の性。意地悪でもなんでもなくて、久しぶりに連絡をよこしてくるのであればもっと言うことあるんじゃない?という思いと、この人を大切なクライアント様に紹介するときっと迷惑をかけるので怖くて紹介出来ないというのが本音のところです。おそらく見境なくガツガツいくんだろうなぁ、自分の利益だけで相手のことを思わないんだろうなぁというのが「紹介して」という言葉に詰まっています。先日もとある方から「私は年収〇〇万いきたいので射場さん助けてください!紹介してください!」と言われたのですが「へへぇ大変ですねぇ」と言ってはぐらかしたのですが、この人に対しても「なんでお前を楽にするためにこっちが頑張らばあかんねん」なのです。仮にこれが「自分の知識と技術を駆使して生きてるうちに1000人の役に立ちたいと思っています。なので私でお役に立てそうな人がいらっしゃればご紹介ください!」であれば、こちらも「良いですね!紹介させてください!!」となるのですが、自身の利益のため、それも本当に必要かどうかも分からない野望の為に人を利用しようとしても見透かされて紹介してくれないどころか「次連絡が来たら無視しよ」というふうになってしまうので注意が必要です。人の役に立とうとするから人に助けられる。これって商売の基本じゃない?