最新ブログ

2023-07-04 18:18:00

【第592回】「偉そうな人」は偉くない

人間不思議なもので、本能的になのかは分かりませんが「真逆に見せる」という傾向が見受けられます。お金がない、余裕がない人ほど派手に見せる、お金がある人は地味に見せる、悪い人は良い人を演じ、本当に良い人は「厳しい人」「とっつきにくい人」と見られる。全ての人がそうではないのですが、自身の本質を見抜かれたくないのか性分とは逆の見せ方をする人がいらっしゃいます。私自身多くの経営者と携わる中で想うのが「偉そうは人」は偉くないということ。偉そうな人は自分に自信が無いから大きく見せる、現に様々な企業の懐事情を知る銀行員や税理士と話していると、高級車に乗っている人ほど金銭的な余裕はないとのことです。偉そうな人は無知だからこそ人に恐怖や圧力で押さえつけ気持ちよく動いてもらうことのやり方が分からない。そうなるとどうなるか?当然そんな人の周りにいるのは「力が無い人」ばかりになってしまうので、本人はお山の大将を気取っていて表面的には気持ちよくなっているのですが、ポンコツばかりが集まる組織は当然成果がでるどころか様々な問題が発生するため通常より、より一層気苦労が絶えないのです。本当に偉い人は自身よりも能力の高い人が周りに集まってきます。だからこそ、本人があくせくしなくても周りに助けられて時間も経済的にも何より心にも余裕が生まれるのです。「偉そうな人」は偉くない。これだけ覚えておけば、新規で営業する際に仮に相手が「偉そうな態度」を取る人であれば、「あ~、ダメな子だ」と思って適当に相手をするか、私のように「あ~(あなたと携わる)時間がないからまたどっかで機会があれば~」と言って最初から携わらないのも心身共に健康でいられる秘訣じゃない?