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【第527回】なぜ営業は嫌われるのか?(社員募集編)
営業社員を募集しても中々集まらない、そんな悩みを抱えていらっしゃる経営者、人事担当者は少なくないのではないでしょうか?人材紹介大手のエン・ジャパンは、「企業の人材不足の状況」についてアンケートを実施したところ、「不足している職種」の1位は営業職。それも全体の35%とのことで、2位の「技術系」の18%と比較して約2倍の差が出ているとのことでした。新卒を中心とする若手社員にとって、営業職に対するイメージは明るいとは言い難く「ノルマ」や「飛び込み営業」「テレアポ」といったようなイメージは今も色濃く残っているのではないでしょうか?現に私も新卒で入社した不動産会社は「ノルマ」「飛び込み営業」「テレアポ」に加えて「超絶体育会系気質」だったので、やっていて嫌で嫌でしょうがなかったです。いまだに当時の状況を夢に見てぞっとしながら目覚めるときもあります。ただ、当時を振り返ると何が一番嫌だったかと聞かれると、嫌で嫌でしょうがないにも関わらず[相手が嫌がる営業と分かっていて営業をしていること」が一番嫌だったんでしょうね。自分の心に嘘を付いて、誤魔化しながら「お金の為」「人の目」「自分のプライド」を守るために自分に嘘を付いて自分自身を苦しめていたことが一番辛かったのだと思います。人様に対しても自分自身に対しても「正直者であること」が一番大切なことかもしれませんね。