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【第525回】伝えるのが上手い人、下手な人
他者とのコミュニケーションは毎日の生活の中で必要不可欠です。営業はその「コミュニケーション」をツールとする最たるものかもしれません。当然ながら伝えることが上手な人と、下手な人によって成果が変わってきます。物事を伝えるのが上手い人は「相手が分かっていない前提」で話します。専門用語を使わず、例え話も交えながら相手が理解しやすいように「間」も意識して言葉だけではなく視覚にも訴えかけながら丁寧に伝えていくのに対し、伝え方が下手な人は「相手も自分と同じ知識レベルで知っている前提」で話をされる傾向にあります。専門用語を使い、相手の様子を窺うではなく自分のペース、自分の「間」で話を進めていく。簡単に言えば「優しくない」のです。大人になればなるほど、特に男性によく見受けられる傾向ですが「教えてください」となかなか言いにくくなってくるもの。特に経営者においては自社のスタッフがいる前で「ちょっとその言葉の意味わからない」と伝えにくいもの。そうした相手の立場も考慮して、相手に恥をかかせないためにも「相手が知らない前提」でお話しを進めていくことが大切です。それによって相手が「そんなもん分かっとるわ」と言うのであれば、そこは「さすがですね!」と一言添えればいいだけのこと。ただ、私に関しては「そんなもん分かっとるわ」と言う人とは付き合いませんけどね。だっていちいちマウントを取ってくる人ってどうせ一緒にいても楽しくないじゃん?