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【第507回】本気が楽しくなってくる
「本気になった私」は、まず家でひたすら仕事に没頭しました。没頭と言っても、日中教えられたことを復習し、自分の腹に落ちなかったこと、理解出来ていないことを簡潔に質問できるよう準備し、営業トークを紙に書きだし、声に発し、言葉が詰まるところや違和感があるところを別の言葉に変換し、とにかく抑揚をつけて練習×練習×練習…。そしてそれまでは読書と言えば小説くらいしか読んだことはなかったのですが、営業系の本、自己啓発系の本を読み漁りました。テレビもテレフォンショッピングを見て、抑揚の付け方、リアクションの取り方、身振り手振りを意識してみるように徹しました。転職当初妻は出産の里帰りで、アパートには私しかいませんでした。週末こそ妻と子供に会いに妻の実家に行ったものの、平日は基本一人です。だからこそ、ずっと仕事のことばかりしていました。当然仕事中も1mmたりともサボることはありませんでした。するとどうでしょう。どんどん「楽しくなってくる」のです。まだまだ成果には繋がっていません。ただ、自身の成長がとても楽しくなってくるのと、一生懸命頑張っている自分が「好き」になってくるのです。すると、今度はその頑張る姿や楽しんでいる姿を見て、どんどん手を差し出してくださる人が現れます。今から思えば、困っている人に手を差し出せる人、その中でも「成果を出している人」は自身が通ってきた道だからこそ、その道を選んでいる人に手を差し出すのだろうと思います。私もそうです。一生懸命本気でやっている人に関しては、本気で手を差し出し自身の出来ることがあれば喜んで全力でお手伝いさせていただきます。そうなると、「奇跡」と出会う準備が整います。ただ、「奇跡」と出会うまでにはあと二つ「大切なスパイス」があります。この二つが個人的には非常に重要かと思っています。なんだと思いますか?