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2022-08-28 18:18:00
【第436回】余力があるときだからこそ、事業継承
どんな会社でも創業者は0から1を作り上げただけあって「パワーが強い人」が多いです。パワーがあるから0から1を作り上げたのか、0から1を作り上げるのには相当大変なので結果としてパワーが付いたのかは分かりませんが、とにかく「パワーが強い人」が多いです。ただ、パワーが強い人は自身が修羅場をくぐってきたからこそ、修羅場をくぐっていない人を見るとどこか「物足りなく感じてしまう」もの。だからこそ創業者がずっと会社を運営していて、そのままポクリ…。という話も珍しくはありません。
ただ、その気持ちも分からないではないのですが、もし事業を継続させていきたいと思われるのであればこそ、「早い段階での事業継承」をオススメしています。
なぜかというと次の代を引き継ぐ人が「失敗出来る」からです。正確には「失敗しても助けてやれる」からです。
2代目、3代目は先代が偉大になればなるほど事業を継承し辛いもの。だからこそ「良いバトン」を渡すために早くから事業を継承しておくのです。そうすることによって継承された側もそうですが、何より継承した側が安心して余生を全う出来るのだと思います。
人間いつかは終わりが来るもの。後の世代のことを考えて早め早めに動いていくことも大切じゃない?