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2022-07-19 18:18:00

【第417回】来てくれない…

先日前職でご縁があった方から連絡をいただき、互いの近況や思い出話に花を咲かせていたのですが、その際にその方が「最近〇〇の人、全然来てくれないんだよね~」と、とある営業マンの話になりました。こういったことを言っちゃうからこの人は「パッとしない」旨を、せっかくなので失礼は承知ながらご本人にお伝えさせていただきました。

本人のリアクションは「??」でした。

そもそも営業マンの仕事はお客様のもとへ訪問するのが仕事ではなく、「買ってもらう」ことが仕事です。買ってもらえない先に何度も足を運んでいるとどうなるか?私が上司だったら叱ります。「他を行け」と。特に優れた営業マンになればなるほど「お客様候補は無限にいること」を知っているからです。買ってもらえない先に何度も無駄に経費をかけるくらいならば、買ってくださる先に行くのが営業マンの鉄則です。

そして何より、「来てくれない」と言っている時点で「超絶勘違いさん」なのです。自分のことを「アイドル」か「スーパースター」だと思い込んでいるのでしょうか。アイドルやスーパースターですら「お客様が会いにきたい」と思ってもらえるよう努力しています。

「来てくれない」「だから買わない」は完全な言い訳であるとともに、一番の問題は第三者の私に「愚痴を言っちゃってる」と言う状況です。これも一つの「風評」です。

悪口を言う人、言われる人、どちらに問題があるかと言うと当然ながら悪口を言う人なのです。こんなの小学生で教わることです。

その言われている営業マンを知っているからこそ、私も苦言を呈したのですが、そもそもこういった人にはしっかりお伝えしておかないと私自身のこともあちらこちらで「来てくれない」と言われてしまうので先に芽を潰しておいたところもありますが。

人に来て欲しかったら「自分からアプローチする」、「来てくれる人にメリットがある話を用意しておく」これがビジネスにおける基本です。

一通りお伝えした後に「実は顧問をお願いしたくて…」と仰ってくださったのですが、こちらのアンサーは「悪口を言わない人になったら半年後に再検討」という条件付きです。

改めまして株式会社BENchmarkが顧問契約を結ばさせていただく第一条件は「ハートが綺麗な人」です。

売上規模、過去の実績等は全く関係ありません。成果が出ていようが、出ていまいが、ハートが綺麗な人とのみお仕事をしていく。

そうやって付き合っていく人を選んでいくことも大切じゃない?

「顧客候補」は無限にいるのですから。