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2022-05-20 18:18:00
【第387回】部下に悪いことをさせないために
日々顧問先以外からもたくさんのご相談を頂く中で、経営が上手く行っていない企業、なかなか成果が上がらない企業の共通点の一つとして「社内が腐っている」ということが上げられます。
社内が腐っているとはどういったことか?その中の一つが「社員がお金にだらしない」「社員が横領まがいのことをしている」ということです。これは社員はもちろん悪いのですが、実は経営者側に問題がある場合がほとんどです。何故かというと経営者自身がだらしなかったり、管理していないからです。
ただ大の大人に細やかな管理は必要なのか?それはやっている方もやられている方もストレスが掛かります。
サラリーマン時代、私も部下が何人かいる中で必ずやっていたことは、一番最初の精算の際に間違いなく仕事で使ったであろう領収書に対して「これは何に使った領収書なの?」と聞いていました。
一番最初から精算をちょろまかす奴はほとんどいません。だからこそ、一番最初に「この上司はしっかりチェックをする人だ」と思ってもらうことによって、その後のちょろまかしは無くなるのです。
部下が悪いことをしてしまうのは、本人も悪いのですが悪いことをさせてしまった上司の責任でもあります。だからこそ、可愛い部下に悪いことをさせない為にも最初に緊張感を持ってもらう。
これが上司としての愛情じゃない?