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【第346回】一人当たりの生産性
ベンチマーク代表射場(いば)です。
なかなかコロナウィルスの猛威が落ち着かないですね。
先日私の前職からのお付き合いの方から連絡を頂いた中で
「そう言えばあそこの会社倒産したんだよ」と教えて頂きました。
その会社は年商もかなり大きな額で、もちろん社員もたくさんいらっしゃって、
何店舗も各エリアに出展し「大きく事業」をしている会社でした。
10年前は「あそこの会社と取引出来たらすごい!」と言われていた会社が倒産。
今後「新型コロナウィルス感染症特別貸付」通称「コロナ融資」の返済も始まっている、
もしくは始まるなかで、経営難に陥る会社は更に増えていくことが予想されます。
その際、どうしても「規模が大きい会社」は苦戦していきます。
だからこそ「小さな経営」はもちろん大切ですが、それ以上に大切なことは
「一人当たりの生産性」です。
一人一人が「利益を捻出出来る力を持つ」ことはもちろんですが、
「一人でも利益を出せる仕組み」を持てるかどうかが鍵になってきます。
逆に、フリーランスが爆発的に増えてきます。
だからこそ、今後の経営は「社員をいかに増やすのか?」ではなく、
「力を持ったフリーランスとどれだけコラボ出来るか」が効率的に利益を伸ばす、
残すための手段になってきます。
社員を増やして会社を大きくすることが今後はステイタスにはならないんじゃない?