BENchmarkブログ
【第1042回】財布の中にお金が入っていないのに買い物をしてはいけない
年末になるにつれ何かとお付き合いやら年末年始の準備やらで財布の紐が緩むこの時期。ただ、くれぐれもお金の遣い方は計画的に。以前このブログでも紹介したかもしれませんが、輸入商社時代にお世話になった社長からの教えの一つで「財布の中にお金が入っていないのに買い物をしてはいけない」という言葉があります。「?当たり前じゃない??」と思われる方がほとんどだと思うのですが、この当たり前ができない経営者がこの世には五万といます。お金がないのに銀行から借り入れを繰り返し「債務超過に陥る会社」、お金がないにも関わらず無理・無駄な投資(人・モノ)をした結果倒産する会社。アホな経営者は「銀行からの借り入れは返さなくても大丈夫!」とか言っちゃう人もいるのです。そもそも「お金の貸し借りをしてはいけない」と学ばなかったのでしょう、「借りたものは必ず返す」と教えてもらえなかったのでしょう。それはそれで可哀そうな人ですが、そうした人でなしがこの世にはたくさんいるのです。YouTubeやSNSで税理士や会計士も色々なことを好きなように言っていて、見る側も好きなように解釈しているのですが、基本は「自分の財布の中ですべてやりくりできる人」が最強で、本来それが当たり前なのです。「お金を稼ぐこと」「お金を増やすこと」を優先順位の高いところに持って行ってしまうと、必ず「不幸になる人」が増えるのです。人の役に立つこと、社会に貢献することばかりやっていると、嫌でもお金は増えてくるのです。やりたいことがあれば、しっかりお金を貯めてやったらいいのです。年末年始はプライベートでも仕事でも何かとお金を遣う時期です、何度も言いますがくれぐれもご利用は計画的に。
