BENchmarkブログ
【第1041回】転職しやすい環境は年収が上がらない
1人1台スマホを所有していて、外の世界とグッと繋がりやすくなっていて、少子高齢化にも拍車がかかりひと昔前に比べるとうんと「転職しやすい環境」になっております。実際わたしも今の仕事は3社目?になります。新卒で不動産会社、26歳のときに輸入商社、そして36歳のときに起業しました。わたしはありがたいことに、1社ごとにスキルアップできたので年収もそれに比例して上がっていったのですが、今の転職は人にもよりますがもっと「ラフ」なもので、中には「バイト感覚」で転職される方もいらっしゃるのですが、そうなってしまうと大したスキルも身に着けていない上での転職は年収が上がるどころか下がる可能性の方が高くなってしまいます。企業がお金を支払えるのは「お金を稼いでくれる人材だからこそ」です。素人で大して成果も出せていない人に高いお給料を払えるわけがないのです。だからこそ年収を上げるための転職をするのであれば「前職の知識や技術が活かせる仕事」を狙っていかなくてはいけません。悲しきかな、義務教育では「お金の仕組み」や「社会の成り立ち」を教えてもらえません。なぜなら教育者側が「社会とは隔離された環境」で働いているからです。教員採用試験の受講資格に「社会人経験10年以上」と追加してもいいくらいかと思います。それほど「無知な状態」で我々は社会に放り出されていると思ったほうがいいのです。どうしたら給料が上がるのか?自分自身のライフプランの組み立て方は?いつまでにどれくらい稼がないといけないのか?そういった知識は学校では身につかないので、自分自身で学んでいくしかないのです。学び方がわからないのであればいつでも頼ってくださいね。
