BENchmarkブログ

2025-10-02 18:18:00

【第914回】人生の事業計画書はできているのか?

経営をしている人であれば「事業計画書」を作成し、銀行との商談の際今後のことを相手に伝えることはもちろん、自分自身の「指針」としていわば「経営の地図」として必要になるかと思うのですが、「人生の事業計画書」をしっかり作成している人は意外と少ないもの。「ライフプラン」といったりもします。弊社であれば今お付き合いさせていただいているクライアント様はわたしよりも一回り年上の方が多いので、当然その方たちが「卒業」するタイミングでわたしはまだ50代前半。株式会社BENchmarkは決して大きくすることはなくわたしの代で廃業すると決めているので、顧問先を無理に増やさず最悪50代で顧問先がすべてなくなったと仮定して今現在の制度でいくと年金受給を受けられる年までやく10年。この「10年間+老後¥2000万」の費用さえあれば食うには困らないのです。50代となるとこどもたちももう自立しているので妻と二人だけであれば益々お金を遣いません。となると、わたしがあと10年ちょっとで貯めておかないといけない額が明確になります。現金資産でざっと¥7000万くらいでしょうか?とすると、あと何年にどれだけの額を稼ぎ、その内どれだけ貯金に回せばいいのか?資産運用をどうすればいいのかが見えてきます。ただ、これはわたしの顧問先が0になってわたしが一切働かないという「最低の状態」での仮定です。当然バイトなりなんなり働いているとここまでのお金は必要なくなってきます。とすると、今必要なこと、将来必要なことが明確になります。これが人生での事業計画書。√(ルート)も使わなければπ(パイ)も使わない。足し算引き算、掛け算たまに割り算を使うくらいです。「人生を逆算して考える」。これこそが「思った通りの人生を歩むための基本」なんじゃない?ただ、人生には「上り坂」「下り坂」そして「まさか」があるので完璧に思ったようになるかどうかはお愉しみに。