BENchmarkブログ

2025-08-15 18:18:00

【第980回】仕事は「戦い」とはいうものの…

戦後80年。戦争に限らず、いつの時代もどこの場所でも「争い」は絶え間なく行われているのですが、人によって仕事を「戦い」と表現する方もいらっしゃいます。相手は「敵」と見なし、いかに「敵に勝つか」に心血を注ぐ方がいらっしゃるのですが、確かに仕事はある意味「戦い」ではあるのですがそれは戦争のような「殺し合いの戦い」ではなく、あくまで「ゲーム(試合)の戦い」です。商売は「相手があってこそのもの」だからこそ相手を殺してしまっては商売にならないのです。今を生きる我々の戦いはあくまで「試合」です。にも関わらず「何がなんでも相手を潰してやる!」や「相手を徹底的に痛めつけてやる!」という考えではどうなるか?「即退場」です。相手と競合するのではなく協力して共存してより良くしていく。それがこの時代を生きるわたしたちの「生きるための戦い方」なんじゃない?