BENchmarkブログ
【第962回】機密事項は守れていますか?
先日クライアント様とのミーティングの際に、たまたま取引先の会社が立ち寄られてミーティングも終了間際だったので「せっかくなので」と同席いただき世間話をしていると、その業者さんはご自身の取引先の情報を良かれと思って聞いてもいないのにガンガンお話ししていただきました。「あそこの会社は人の出入りが激しい」「あそこの会社は表では調子が良さそうだけど経営状況は悪い」や「あそこの会社は最近集客にこういった手法を取り入れている」などなど気持ちよさそうにたくさん教えてくださったのですが、その業者さんが帰られたとたんに弊社クライアント様がボソッと言われたのが「あの人には絶邸社内の情報を話したらダメですね」という一言。そうなんです。「おしゃべりな人」は間違いなくあなたにたくさんよそ様の話しをするように、よそ様にもあなたの話しを勝手にしてしまうのです。ビジネスにおいて「情報」はときには経営に大きな影響をもたらすほど大切なものです。にも関わらずドヤ顔で「自分の情報」と言わんばかりにおしゃべりする人は要注意。自社の情報をどんどんライバル企業に流されています。弊社では他クライアント様の成功事例、失敗事例を他のクライアント様にご案内する際は必ず事前にご本人の了承を取った上で他クライアント様にご案内するようにしています。「口は災いのもと」とは良く言ったもので、時には訴訟問題に発展する場合もあるので自分自身はもちろんですが、取引先でおしゃべりな人がいたらちょっと要注意じゃない?