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【第304回】悩みの賞味期限は短い
ベンチマーク代表射場(いば)です。
私がクライアント様と接している時、意識していることの一つとして
相手の悩みを「明確化」していく作業をしています。
今現在どんな悩みをお持ちなのか、それは集客、受注、売上、粗利率、
社員教育、などなど仕事のことはもちろんですが時にはプライベートなこと、
精神的な事も共有させて頂きます。
私はそれをしっかりメモしています。
「いつの時点で、どんなお悩みを抱えていらっしゃるのか、
どのようになっていかれたいのか」などをメモしているのですが、
一番大切なことは「いつの時点で」ということです。
売上など自分だけでの力ではどうしようもないこと(お客様あってのことなので)は、
戦略を持ってコツコツやっていくしかないのですが、
精神的な悩み(将来への不安、人間関係、などなど)は意外に
1ヵ月後、下手すると1週間後に改善されていたりするケースが多々あります。
どんな悩みも1年持つことは意外に少ないのだと思います。
一見同じような悩みでも、間違いなく今現在と1年後では状況は変わって
形を変えているのです。物事は常に前に前にと進んでいます。
ここでお伝えしたいことは「悩みの賞味期限は短い」ということです。
ただ、悩みを抱える本人は「この悩みは永遠に続くのではないか?」とひょっとして
思うこともあるかもしれません。
そんなとき試して頂きたいのが、メモの切れ端なんかに箇条書きで今抱える悩みを
明文化し、明確にし、プチタイムカプセルに締まって保管しておいてください。
半年後タイムカプセルを開けてみると、意外に「もう解決してる!」ってことに
なるんじゃない?