BENchmarkブログ
【第859回】目的地にいる人には手も足も出ない
先日顧問税理士と定例ミーティングをしている中で、「これからどこに向かっていきたいですか?」と聞かれわたしのアンサーは「最後0で終わらせるための準備を今からしていきたい」とお伝えしたところ非常に困った顔をされていたのでお尋ねしたところ、仕事上税理士・会計士は顧客の望む未来のためにお金の動きを分析し、納税スケジュールも踏まえその会社に合ったお金の使い方をコンサルしていくとのことだったのですが、弊社に関しては「売上も伸ばす気が無い」「企業として誰かに継承する気もない」「お金もしっかり残っていてこのままいけば税金はたくさん払うことはあっても払えないということはない」「そもそも節税をしたがらない、納税したがる」「欲しいものもない」というところで「正直なにをコンサルして良いか分からない」とのことでした。着実に顧問数も増えていて有難いことに定着していただいていて、ただいかんせんほとんどお金を遣わないので溜まっていく一方で、かといって事業を大きくもしないとなるとわたしも逆の立場だったら「このまま継続できるよう健康に気を付けてください!以上!!」となりますもんね。そこで弊社顧問税理士がボソッと言ってくれたのは「目的地にいる人には手も足も出せない」と言っていただき、改めて「そうか。今の自分は困らずにいられているんだ。」と確認できました。ただ、これも顧問契約を結んで顧問料を預けてくださっているクライアント様のお陰、いつも応援してくださる人たちのお陰、散財せず質素倹約を維持してくれている妻のお陰、小さいころしっかりお金の大切さ、お金に対する向き合い方を教えてくれた両親のお陰、様々な人たちのお陰で今の自分や株式会社BENchmarkが成り立っているので感謝しかありません。弊社も来年で早いもので5周年。6期目がスタートします。しっかり継続的に人様のお役立ちに貢献し、還元できるよう引き続き気を引き締めて一つ一つのことを丁寧に携わらせていただきます。