BENchmarkブログ
【第852回】ビジネス上の約束は必ず守る
顧問契約を結んでいる会社以外でも日々たくさんの企業と出会わせていただく中で、やはり成果が出ている会社は「基本」を忠実に守っていらっしゃる会社になります。挨拶であったり、掃除で会ったり、その一つとして「約束を必ず守る」ということも、永く商売を続けていくことに必要不可欠なのかもしれません。約束の時間を守る、約束の金額を予め決められた期間に払う、「発注」も約束の一つです。去年お亡くなりになったイトーヨーカ堂、セブンイレブンの設立者でもある伊藤雅俊氏は「いかなる理由があろうが返品するな」という指導をされていたそうです。売れなかったから、在庫が余ってしまったからという理由で一度発注したものを返品するということは「約束を破ること」となり、商売において信頼を失うこととして厳しく指導していたとのことですが、今でこそ世界に名だたる大企業も、「基本」を徹底してきたらかこそ大企業になり得たのかと思います。「組織」といっても所詮は「人の集まり」です。一説によるとピラミッドの壁画には「最近の若者は…」と若者に対しボヤいている言葉が刻まれているとのこと。約5000年前から人の根本は進化していません。約束を破った側は約束を破ったこと、そもそも約束自体を忘れていますが、約束された側は覚えているもの。信頼関係を築いてお互いが100%の力を出し合いながら成果に繋げていくためにも、やっぱり約束って守らなきゃダメじゃん?