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【第286回】どこまでが実力よ?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
「私はこれだけ売上があります」
「僕はこれだけ顧客数がいます」
セミナーや研修講師をした際、色々な方が私に自分の営業実績を自慢して
くれるのですが、サラリーマンである以上今あなたが上げられている成果は
「会社の実力」なんです。
私は不動産会社で働いていた時、一年間で約¥10億の売上を作っていました。
23歳、24歳の頃です。
ただ、契約数としては9~10件程です。
輸入商社時代は木部用の塗料などを販売していました。
納品数は年間で1000件以上です。
顧客数もだいたい800社程です。
現在はベンチマークとして35社のクライアント様にだけサービスを提供しています。
売上額、受注件数、取引先数は今がダントツで少ないです、
ただ、所得は今の方が圧倒的に多いです。
その会社が取り扱うものや金額によって、数字ではなかなか評価出来ないのが営業です。
では営業マンの実力とは何を持って測るのでしょう?
私が思う営業マンの実力を測るものは主に2点
1点は「どれだけリピート率があるか」
もう一点は「どれだけ紹介があるか」です。
これを聞いてすぐ言える営業マンはだいたい売れっ子のスーパー営業マンですが、
大抵の方は答えられません。自分で売っているのではなく、「会社に売らしてもらっている状態」を
「自分の実力と勘違いしている」からです。
あなたの営業としての実力はいかがなもんですか?