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2021-10-28 18:18:00

【第286回】どこまでが実力よ?

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

「私はこれだけ売上があります」

「僕はこれだけ顧客数がいます」

セミナーや研修講師をした際、色々な方が私に自分の営業実績を自慢して

くれるのですが、サラリーマンである以上今あなたが上げられている成果は

「会社の実力」なんです。

 

私は不動産会社で働いていた時、一年間で約¥10億の売上を作っていました。

23歳、24歳の頃です。

ただ、契約数としては9~10件程です。

輸入商社時代は木部用の塗料などを販売していました。

納品数は年間で1000件以上です。

顧客数もだいたい800社程です。

現在はベンチマークとして35社のクライアント様にだけサービスを提供しています。

売上額、受注件数、取引先数は今がダントツで少ないです、

ただ、所得は今の方が圧倒的に多いです。


その会社が取り扱うものや金額によって、数字ではなかなか評価出来ないのが営業です。

 

では営業マンの実力とは何を持って測るのでしょう?

私が思う営業マンの実力を測るものは主に2点

1点は「どれだけリピート率があるか」

もう一点は「どれだけ紹介があるか」です。

 

これを聞いてすぐ言える営業マンはだいたい売れっ子のスーパー営業マンですが、

大抵の方は答えられません。自分で売っているのではなく、「会社に売らしてもらっている状態」を

「自分の実力と勘違いしている」からです。

 

あなたの営業としての実力はいかがなもんですか?