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【第232回】無駄な時間も時には大切
ベンチマーク代表射場(いば)です。
大学卒業後の新卒時代。
仕事で行き詰っていた私に当時の先輩はいきなり
「イバッチ!今日俺と同行するぞ!!」と言って下さり車の横に乗って
先輩の営業を見るんだ!と息巻いていると向かった先はゴルフの打ちっ放し。
その次の日も「イバッチ!今日も俺と同行するぞ!」と言って連れていかれたのは
スーパー銭湯。本来仕事中は仕事をしないといけないし、会社に嘘の報告をするなんて
言語道断。
次の日も先輩は「今日も同行だ!」と言ってくれたのですが「さすがに今日は真面目に仕事をさせて欲しい」
とお願いし、2日分の遅れを取り戻すかのごとくガンガンに飛び込みやテレアポに勤しんだのですが、
今思えばあれは先輩なりの私に「ガス抜き」をさせるための愛情だったんでしょうね。
今の新入社員の子は当時に比べて本当にかわいそうです。
そう考えること自体が私自身おっさん化した証拠かもしれませんが、
私の新卒当時はLINEもなく、既読におびえることも無く、
物事のスピードがもっともっと遅かったのかなと思います。
「飲みにケーション」であったり、仕事中に時には上司とも
海を見に行ったりしたのは、今でも良い思い出です。
輸入商社時代でも、私が一番嬉しかった時間は「上司や先輩との呑みの時間」でした。
上司や先輩が本当に大好きで、上司や先輩の過去の苦労話を聞けば聞くほど
今の会社や、その会社で働けている自分がいられるのは上司や先輩のお陰と思わせて
頂きモチベーションに繋げていました。
一見無駄な時間も、時には大切なんじゃない?