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【第211回】大人だからこそ好き嫌いする
ベンチマーク代表射場(いば)です。
みなさん好き嫌いはありますか?
子供の時は親から「好き嫌いせずに何でも食べなさい」と言われた
経験は大なり小なりあるのではないでしょうか?
あれは子供という無限の可能性を秘めている状態で
食わず嫌いによる今後の可能性、出会いを潰してはいけないが故の教育かもしれません。
本当になんでも口にしていたら、人類はとっくに滅びています。
毒を含むものも、試し試し食べてみて「こいつはヤバイ!」「これはイケる!」と
試行錯誤した上での今日の発展ではないでしょうか?
そう、なんでも食べる必要があるのはあくまで「子供の状態」なんです。
色々な味を経験することによって、安全な物、危険な物、好みのもの、苦手なものを
明確にし自分のアイデンティティを確立していくのだと思います。
そうすることによって、体力が無くなる年老いた際に「好き」をしっかり選んで
身体にも心にも負担が無い状態で余生を過ごすための準備が「好き嫌いしないで何でも食べる」
いわゆる「訓練」なのかもしれません。
20代のころは仕事を選ばずどんどんなんにでもチャレンジすれば良いと思います。
ただ、30代ではそろそろ自身の好き嫌いを把握して、40代ではしっかり好き嫌いを「選べる状態」
にしていかないことには、50代結構きついんじゃない?
今の仕事が本当に胸を張ってやれている仕事なのか?
今お付き合いしている人が忖度なく気持ちよく時間を共有出来る人なのか?
大人になっての我慢は時として「気まずいことから逃げてるだけ」だぜ?