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【第163回】人の為に勉強しよう
ベンチマーク代表射場(いば)です。
先日セミナーの講師をさせて頂いた先で、質疑応答の際に
「射場さんはどんな本を読まれますか?」と質問頂き
何冊か本をご紹介させて頂きました。
ただ、続いて出た質問が
「何故その本を選んだのですか?」というものでした。
この質問は非常に有難い質問で、改めて自分の行動モチベーションの原点を
分析する機会を与えて頂きました。
そうすると分かったのが、私が本を読んでいる動機としては
「クライアント様のお役に立つ為」ということが判明しました。
「あの人こんなことに悩んでいたからこの本をプレゼントしたら喜んでくれるかも?
でも的外れな本だったら申し訳ないので先に自分でも読んでおこう」や、
「この本の内容はあの人にお話ししたらきっと心が楽になるだろうな」とか、
「この本に載っている内容は、きっとあの会社の今後の戦略に役立つぞ!」などが
私が本を読むきっかけです。
上記からも分かるように、人は自分のためにはなかなか勉強出来ないものの、
誰かのためであれば、結構喜んで勉強出来るという事です。
また、最初から相手に「伝える前提」で勉強しているので、理解力も向上し
助けたい人がたくさんいる場合は、その分「沢山勉強する機会がある」ということです。
その結果として、知識量が非常に増え益々パワーアップ出来るという事です。
なので、今の私があるのは私に「この人を応援したい!」と思わせて頂けている
クライアント様のお陰なのです。
クライアント様に与えて頂いた成長の機会、それによって培った知識はしっかりクライアント様にお返ししていく。
だからこそ、もっと知識を蓄え人様のお役に立てる人財になり
「あいつ育てたん、ワシやで?」とクライアント様が自慢して
吹聴して頂ける人物になるのが、最高の恩返しじゃない?