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【第157回】節税しない
ベンチマーク代表射場(いば)です。
弊社も確定申告を問題なく提出するにあたり顧問税理士と数字の最終確認を行いました。
支えて下さる皆様のお陰で、思っていた以上でも以下でもなく、
「思った通り」の非常に良い結果となりました。
2020年に起業した兼ね合いがあってか、ここ最近これから起業される方、
起業されて間もない方から何度か頂いた質問ですが
「節税の仕方を教えて下さい」ということを尋ねられました。
私の答えとしては
「弊社は納税する為に事業をしているので、意図した節税はしないです」
ということをお伝えさせて頂いています。
何故私が意図的な節税をしないか、それは納税するためなんです。
納税するとどうなるかって?
街が綺麗になります。インフラが整い生活環境がより便利なものになります。
困っている人を助けることが出来ます。生活保護を受ける必要がある方、
コロナウィルスによって経営が大変な事業者、そのスタッフ、これからの
未来を担う子供たちにも貢献出来ます。
納税というのは、いわば国が率先してやってくれる「募金」なんです。
とある話では、海外の富裕層は所得の10%以上を募金します。
幸せはシェアするからこそ長続きするもの。
でも日本において、まだまだ募金はハードルが高いものです。
どこに募金をすればいいの?どうやって募金をすればいいの?
だからこその税金なんです。
今自分が普通に生活が出来て、生きていられるのはたまたま運が良かったから。
だからこそ、困っている人がいれば助ける。
逆に自身が困った際は、遠慮せず助けて頂く。
だからこその納税なのだと、事業をしていくと日を追うごとに強く思うようになりました。
幸い弊社顧問税理士さんも非常に優秀+私の意図を組んで下さる心から信頼出来る方なので
私はクライアント様からお預かりしたお金をしっかり納税するというサイクルが非常に上手く回っています。
自分だけのことではなく、自分が知らない人にまで手を差し伸べることが出来るのであれば、
それは立派な大人ってことじゃない?