最新ブログ

2021-01-27 18:18:00

【第148回】頑張ったからお金をもらえるのではない

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

コロナウィルスが猛威を振るい早くも一年が経過しました。

コロナウィルスが蔓延して少しした時、メディアである病院が取り上げられました。

 

「ボーナスを支払わない」

それに対して医療従事者の方々が一気に退職されるというニュースです。

最終的に病院側が「ボーナスを出す」というところで折り合いはついたのですが、

これは「雇用者」と「被雇用者」の考え方が違うことを露骨に知らしめた内容だと思います。

 

現場で第一線で働いている側からすると

「こんなに危険な状態で休まず、いつも以上のハードワークで貢献しているのだから給料が上がって当然だろう」

という考えがあったと思います。だからこそのボーナスカットはかなりショックなことは容易に想像出来ます。

ただ、これはあくまでプロセス重視の考え方です。

 

病院側としては

「コロナウィルス患者を受け入れると、今まで4人の患者を1人で看ていたものを

1人の患者を4人のスタッフで看なければいけない。だからこそ、売上(売上といって良いかは不明ですが)が

全然上がらない割に経費ばかりがかかって赤字になってしまい、資金が無いためボーナスを出せない」

といった結果重視の考え方です。

 

ここでお伝えしたいことは、現実は時には残酷で

「頑張った人=お金を貰える」ではなく「結果を出した人=お金をもらえる」なんです。

 

家で徹夜で没ネタを描きまくった漫画家がお金持ちになれますか?

手作りの作品をたくさん作った作家さんが、作った商品全部売れてお金持ちになれますか?

 

お金=プロセスとは決してならないのがビジネスです。

 

よく「こんなに頑張ったのに給料が上がらない」とぼやいている人がいます。

ただ、その頑張り「本当に成果が出た頑張り」なの?

 

どうせ頑張るのなら「成果が出る頑張り」にしていこうじゃん?

その為に戦略が必要なのです。