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【第832回】すべては志あってこそ
起業する際や、新たに事業を起こす際に「儲かりそうだから」という理由で挑戦しようとする人はたくさんいるものの、そうした人になればなるほどあまり事業を上手に継続できなていない傾向にあります。例えば「これからは少子高齢化の時代だから、たくさん亡くなる人が増えてくる!葬儀会社は儲かるチャンス!」と参入した会社と、「自分の大切な人を亡くした際に、葬儀会社の対応が最悪だった。だからこそ同じ思いをする人を増やさないために、自分が頑張って遺族やお亡くなりになった人に寄り添った葬儀会社を立ち上げたい!」と参入する会社。どちらのお世話になりたいか?前者はキレイな言葉を並べたり立派なホームページを準備して表面的には立派に見せるかもしれませんが、人はアホではありません。薄っぺらい作り上げられたブランドはあっさり見破られます。そうなると応援してくれる人どころか、愛想を尽かされ人もお金も離れていきます。どれだけ見せ方は下手でも、本気で覚悟を持って一生懸命世のため、人のために働いていると、必ず「見てくれている人」はいます。すると、そういった人が必ず応援してくれて力強い味方になってくれます。そうなると事業は上手くいきます。「これ絶対儲かるから!」と言っている人と「自分のすべてをかけて人のために頑張りたい」と言う人。今の自分自身の立ち回りはどちらでしょう?