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【第52回】ご自身の損益分岐点は把握出来ていますか?
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
みなさんご自身の「損益分岐点」は把握されていらっしゃいますでしょうか?
「損益分岐点(そんえきぶんきてん)?」
分からない人はググってみてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/損益分岐点
簡単に言うと赤字でもなければ黒字でもない「+-0」の金額ということです。
ただ、会社員たるもの「会社に利益を出す」という約束の上で
お給料やら福利厚生やらを与えられているので、+-0はもちろん、
赤字なんて会社との約束違反になってしまいます。
では、一体いくら利益を出せばいいのでしょうか?
ざっくりとですが、以下がご自身の損益分岐点の算出方法になります。
あなたの給料(総支給)×3÷あなたの会社の粗利率=売上(損益分岐点)
となります。
会社員は思っている以上に経費を使います。
ご自分の給料以外でも年金、保険料、通信費、電気代、車両費、テナント賃料等々、
会社はあなたを雇う為にあなたの見えないところでたくさんたくさんお金を使っています。
会社は当然営業以外の経理や総務、事務などの直接お金を生み出さない人も
雇わなければいけないので、そういったことも考えるとあなたのお給料の3倍の
「粗利」を出さなければいけません。
では、その「粗利」を稼ぐためにいったいどれだけの「売上」が必要なのか?
私のクライアント様で利益率「50%」の会社があります。
100円売れたら50円儲かるといった会社です。
そこの社員のお給料が残業代等も含め30万円だとすると
30(月給)×3÷0.5(粗利率)=180
となります。
毎月180万円売上があって、初めてトントンなのです。
これが損益分岐点、これをもとに月500万円売上を作れたとします。
そうすると、あなたは経営陣に
「もっと給料を上げてくれ!」と堂々と言えるわけです。
逆に損益分岐点にも言っていない成果で
「頑張っているんだからもっと給料を上げてくれ!」なんて
言っちゃった日には
「なにこいつ?わかってないな、寒!」と思われて
お給料が上がるどころか、「勘違いさん」という
あだ名まで付けられてしまうので要注意です!
大人たるもの 自分の食いぶちは自分で稼ぐんじゃい‼
不平不満はそれからだ‼