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【第831回】勉強ってなんのためにするの?
こどもたちへ
勉強ってなんのためにするのかね?人生において台形の面積を求める機会なんてなかなかないし、メンデルの法則をつかう機会なんてそうそうない。二次方程式なんておそらく来世の生活でも活用することはないかもしれない。それでも勉強する理由ってなんなのかね?学力向上?嫌なことでも立ち向かっていく根性?困難なことから答えを導き出すための発想力を鍛えること?色々な理由があると思うけど、お父さんが思う勉強をする理由は「将来自分の大切な人を助けるため」にするんだと思うよ。時分のスキルは自分のために活用するのではなく、自分の大切な人が困っているときにこそ活用する、社会や次の世代のために自分の知識や培ってきた技術を活用するために一生懸命勉強するんだと思うよ。ただ、これをお父さんが気付いたのは30代半ばになってからだよ。それまで勉強してきたこと、その勉強というのは数学や国語だけではなくて色々な経験、悔しかったこと、上手くいかなかったこと、それでももがいて成果に繋がったこと、ときには成果に繋がらなかったことも含め勉強で、ある時自分の好きな人が困っていたときに「それはこうすればいいんですよ」や「僕も同じ経験したけどキツイすよねぇ」と言った時に「あの勉強(経験)はこのためにあったのか」と点と点が繋がるとはこのことか!と思うようなことが何度もあって、そこから勉強は自分のためにするのではなく人のためにすることだと理解したよ。だからお父さんはお母さんが苦しんでいてその苦しみを開放する手段が「フェルマーの定理を解く」となれば全力でフェルマーの定理に向き合うし、お前たちの命が救われるためには相対性理論を完全にマスターしなければいけないというのであれば喜んで日本のアインシュタインを目指すよ。たくさん勉強すればきっといつか君たちが大切と思う人の役に立てるので、「こんな知識必要なん?」と思うことや体験も今はどんどん勉強しようね、出来れば楽しんで。ただ、テストの点数を獲りに行く勉強とモテるための勉強をどっちか選べと言われたら迷わず「モテ」を選びなよ!そこは気合入れてやってこーぜ!