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【第748回】値引してもらえない人
どんなに業績が良くてもなかなか値下げしてもらえないどころか、どんどん「悪い条件」を出される会社の条件としては「値下げを要望する人」です。それも「根拠のない値下げの要望」はとても嫌われます。なんとなく軽いノリで「安くしてよ」と言ったもんなら、相手は自分を「低く見られた」と思い逆に値下げしたくなくなるものです。また、そういうことを平気で言う人になればなるほど無駄遣いを人様の目に見えるところでやってしまうものです。贅沢を繰り返しブクブク太ってしまったり、物が乱雑で同じものを何回も買ってしまってデスクの上は筆記用具だらけになってしまっていたり、人は厳しい目で自分を見ていることを分かっていません。弊社の「これを言う人、やる人はお取引しない」という「地雷ワード」の中には「値引き」というワードが入っています。「安くしてくれませんか?」という人とは基本お付き合いしません。だって「人の立場に立って考えられない人」だから、人にファンになってもらわないといけないお客様商売をしていくにあたって上手くいかないのです。特に経営者をやっている人で「値引き」がどれほどリスクのあるものかが分かっている立場でそれを言ってしまう人は、そもそも経営を辞めたほうがいいくらいに思っています。値引の要望はその言葉の裏に「お前は飯を食うな」「お前が俺のために我慢しろ」という言葉が詰まっているのです。だからこそ世の営業マンは値引を要望する顧客に対して「悪い条件」を突き出すのです。付き合いたくもない人と付き合う「迷惑料」です。だからこそ、値下げの要望をする場合はそこらへんも分かった上で相手にどうお伝えするかを考えないと、優秀な人材、優しい人になればなるほど離れていくというリスクでしかないのです。もし軽はずみに「値下げの要望」を取引先に言っているのであれば、ちょっと黄色信号なんじゃない?