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【第749回】「どんな人」より「どうありたい人」なのか
いまだに朝のニュースの中で血液型占い、星座占いが当たり前のようにやっていて、わざわざ高いお金と時間を駆使して四柱推命、手相、タロット占い、霊視などなど、昔も今もみんな占いが大好きなんですね。経営者でも不安が付きまとうからか占いが好きな人が意外と多く、わたしも起業する際、良くしていただいていた経営者の方から「この人に占ってもらった方がいい」と言われ人生で初めて本格的な占いを受けたのですが、その結果が最悪で「心が弱い」「40代で大病をする」「3回くらい結婚する」と言われて、占い後凹んで妻に電話したら「心が弱い」に関しては「そもそも心が強い人は占いに行かない」と言われ、「40代で大病をする」ということに関しては元看護士の妻は「大体40代は体のどこかしらが悪くなる」と一蹴され、「3回くらい結婚する」に関しては「そんなん誰にでも言えること」と全てキレイに論破され、「不安になるからより依存したくなるって、まんまと相手の思うつぼだね」と言われ「ハワワワワ…占い師より怖ぇぇ~」と思ったことも今ではいい思い出です。と、このようになんだかんだ人間一番よくわかっている自分のことさえちゃんと分かっていないから占いにすがったりするのですが、ただ自分のことも未来のことも分からないことだらけかもしれませんが「自分はこうありたいと思っている人」という「心の置き方」は自分で決められるもの。「僕はこんな人間です!」というのも良いのですが「僕はこうありたいと思っている人間です!」と言われたほうがよっぽど誠実に思えるのはわたしだけでしょうか?あなたはどんな人でありたいと思いますか?